『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第8回 僕のスピリチュアルな冒険②〜本物!の『催眠療法』を受けた思い出〜【後編】

最近疲れが溜まって集中力がなくなっているのか、

一気にブログが書けなくなっている つなぐ です(^_^;)


早速、

前回↓からの続きからお話しましょう。

(初めての方は良ければ前編からどうぞ↑)



うつ病の地獄から楽になりたい一心で、

ネットで見つけた凄腕の催眠療法士、W先生の事務所へ

(心配で付いてきてくれた)妹と何とか辿り着いた所から

話を再開しますね。。








その事務所のインターホンを押すと、中から先生が出迎えてくれました。


スーツにノーネクタイのYシャツ姿でしたが、

2ヶ月前の電話の印象通り、“ざっくばらんなオッチャン”といった親しみを感じる

雰囲気でした。


それまで、

「どんな人なんやろ…」


と不安と緊張で一杯だったのですが、

対面した瞬間に一気に緊張が解けていたんです。

そんな雰囲気を醸し出す人でした。



妹と共に部屋に通され、まず僕の今までの経緯などを丁寧に聴いてくれました。

そのやり取りの中、僕の緊張感は安心感に変わっていったようです。


次に先生は自分のやっていることはどういうモノなのかを

絵を書いたりしながら、わかり易く説明してくれました。


なんでも、、

巷によくある普通の催眠では、人間の潜在意識(その人の心の奥底。普段は意識していなかったり、忘れている)

の極々浅いところまでしか行けていないそうです。


しかし、

W先生は独自に開発した方法で、潜在意識の奥底にまで行けるのだとか。

そして、重度のうつ病や各種精神疾患の原因になっている様な

心のモツレも、その深さ位にある、、

だからこそ、

そこまで行けるメソッドでないと、対応できないんだとか…


先生は

「マイケル・ジャクソン位の重症の人でもコレで対応できるよ」

「世界のVIPで病んでいる人は大勢いる、いずれ彼ら専用のコースを作ろうかとも考えてる」

と話していました。


当時の僕は

「マイケル・ジャクソンてそんなに病んでるの?」

「世界…スケールのデカい先生だな」


と漠然と思っただけでしたが、

マイケルのその後を知った今では、そうだったのかなぁと思ったりもします…



一連のカウンセリングが終わる頃には、妹も安心したようです。

実際の施術に入る段になり、ここからは二人の方が良いと帰ったのでした。



いよいよ催眠療法が始まります!


僕は「催眠」のイメージから、ただベッドに横になって穏やかに気持ちよく

受けるモノと思っていましたが、更に先生の説明を聴くと、どうやら少し

違うようでした。


第一に、

その深い催眠状態に入るには、自分の体の緊張を解かなければいけない

との事。


まず僕の体→背中の緊張や頭の緊張具合を触って確かめられ、

「凄い緊張してるなぁ

と先生…


そして、その緊張を和らげるため、背中に指圧をしてくれたり、

頭部に棒灸(線香の束みたいなものに火をつけて肌に近づけて温める)をしてくれました。


僕は元々治療家(柔道整復師)でしたので、こういった行為に対しては免疫があります。


催眠療法のイメージと違うこれらの行為でしたが、その技術は的確でした。

(久しぶりに、肉体的な治療行為を受けたので、何だか気持ちよかったのを覚えています)


そして更に、催眠に入る準備として特殊な呼吸法を指導され、それを座ってやることに。


かなり過呼吸気味になり、長期間の療養生活で劇的に体力が落ちていた僕には

段々と苦しくなって来たので、


「先生、もう苦しい〜」


と思わず蚊の鳴くような声で言ってしまいました。


すると先生が


「もう、ええやろう」


と、僕の首を支え、顔を覆うようにした次の瞬間でした!


僕の意識は無くなったのです!



(この間どう表現していいのか分からない)


………

……


1時間ほど経ったのでしょうか…

次に目が覚めた時、

座っていたはずの僕は横たわっており、

傍らには先生がいました。


「やはり、かなりの緊張があるなぁ」

「体に凄い抵抗があったわ!」


と言うのです。


そして驚くことに、

僕が気を失っていたのは僅か1分ちょっとだったと言うのです!


1時間ぐらいの時間経過の感覚がありました。

そして不思議なことに少し気分が軽くなっていました。


先生にその事を尋ねると、


「今、つなぐ(僕)は潜在意識の世界に行っていたんや」

「まだ、体に抵抗があるから、それ程深いところには行ってない」

「もっと深いところに行けるようになると、もっと時間経過感が伸びるし、気持ちよさも数十倍になるよ」


と答えてくれました。




そして、その日はそれで催眠療法は終了ということになりました。


最後に、

これからの治療についての説明があり、

次回は今日の様な個人ではなく、二週間後に集団療法をやるから来るように促される。


ホームページでも書いてあった集団療法…


「えっ、もうするの…」と動揺していると、


先生は、

「色々な人が来てるよ!海外から来る人もいるわ」

と、そのスケールの広さは止まりません…



先生が言うには、

次の段階は集団でやったほうが、早く効果が出やすくなるとの事でした。


「その後、緊張が取れ潜在意識の深い所まで行けるようになったら、

つなぐ用に暗示※を作って入れたりするので、また個人でやるから」と、先生。


※暗示…潜在意識下に覚え込ませる観念・思い込みのようなものと思います。


(ただW先生の暗示は、そんじょそこらの暗示とはレベルが違い、潜在意識の深い所に入るので超強力との事。

精神疾患の原因を作っているような観念も吹き飛ばしてしまうくらい…)



最後の最後に、

やはり“大金を一括で支払った”不安もあり、いつまで治療してもらえるのか聞いてみたんですね。


「心配せんでも、ちゃんといいようにするから」と先生。


先生の人柄なのか、僕もそれでなんだか納得してしまったんです。

(この時の僕は、詐欺なら簡単に引っかかってしまいそうですね^_^;)


帰り際、

次の集団療法までに聞いておくようにと、より緊張を解くための

W先生オリジナルのCDを渡され、家路についたのでした…



人生初の催眠体験と、短時間とはいえ少し気分が軽くなった事で

とにかくやってみようという気になった僕でした。。


二週間後の集団療法…

一体どんな事が待ち受けているのやら…



と、今回はここまでにさせてください(^_^;)


すいません!今回で書ききる予定でしたが、やはり夏バテのようです。


この後、

W先生の凄さ、集団療法での驚くべき体験や、この催眠療法の結末やいかに…という所になります。


次回こそ『世界一?!の催眠療法』の完結編です!

第9回 僕のスピリチュアルな冒険③〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【完結編】 



ありがとうございました。


        つなぐ




☆個人セッション再開しました。


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