第14回『ほぼ実話!?警察学校青春日記』⑤警察学校怪談【序】
ギックリ腰になりました(^_^;)
自己治療で順調によくなってます つなぐ です。
さて、今回も「警察学校青春日記」行きます!
昔の事を色々思い出したので…
初めての方はコチラからお読み下されば分かり良いですし、嬉しいです(^^)
面倒くさい方はこのままどうぞ(^_^;)
そうなんです。
警察学校に伝わる「怪談」を思い出してました。
怪談…季節外れかも知れません。夏も終わりましたし、かと言って来年の夏まで待って書くのも…
来年までブログやってるかわからないし(^_^;)
でも、
最近は怪談話も一年中You Tubeなどでやる時代なので「まっ、いいか」と思い書くことにしました。
今回は当時の僕(俺)に遡らず、現在の僕が思い出語り風に書いていきたいと思います。
実際に警察学校入校中に聞いた話であり、代々伝えられてきた話や、僕の同期が実際に体験した話です。
ですから特に“落ち”も無かったり、それ程怖くはないかも知れませんが、
夜の学生寮の居室(寝泊まりする部屋)にて、娯楽も極端に少ない可哀想な二十代の若者達(^_^;)が、鼻を突合してヒソヒソ語り合う…
そんなリアルな風景を想像しながら、お読みください。
ではスタートです。
…
警察学校の夏は暑いのです。。
夏が訪れ、少しずつ警察学校の訓練生活にも慣れ始めた頃でした…
その頃になると「金曜の夜」というのを皆んな待ち焦がれていました。
警察学校の訓練生といえども公務員なので、土日は休みです。
金曜の夜から警察学校を出て、家に帰る事も許されます。(ハナ金…古いっ)
そして日曜の夜の「点呼」までに帰ればいいのです。
(点呼とは、、毎日寮ごとに一斉に行われている人員確認のことです。よく映画等で軍隊とか囚人が整列して大声で番号を順に叫んでいく、アレです)
と、これは普通の訓練生の話です…
我々はあの最恐のK教官が担任をする“K学級”です(^_^;)
毎週のように警察学校を出て(脱出)、金曜の夜から家に帰る…そんな事をしようものなら
K教官からプレッシャー、、いえ“脅し”が入ります。
「お前らぁ、よう毎週帰る余裕があるのぅ、さぞかし体力がついてるんやのぅ」
「今度の“体力検定”が楽しみやのぅ」
と大体こんな感じです(^_^;)
K教官はとにかく
「何でも一番にならなあかん!」と日頃から口癖のように言う人でした。
そして警察学校の行事ごとは何につけ「クラス対抗的な催し」が目白押しなのです(^_^;)
ですから事あるごとに、我々K学級は試されることになる…
その内の1つが、上に書いた体力検定…通称「体検(たいけん)」です。
100m走、
1500m走、
立ち幅跳び、
懸垂、
ソフトボール遠投
等の種目があり、
それぞれの記錄は点数制になっていて、全ての種目を合計し、それによって「級位」が決まります。
その個人の級を足してクラスの平均級位が出され→全クラス(学級)ごとの順位も発表されるんです。
もうおわかりでしょう。。
我々は常に1番が要求されるのです。(他クラスに負ける事は許されない)
もし不甲斐ない結果に終わればペナルティーが待っています…
そんな理由で、
「他の教官達が担任をするクラスの訓練生は毎週のように週末は家に帰っている」
のを横目に、
我々K学級の面々は週末も学校に残って、よくグラウンドでトレーニングをしてました^^;)。。
でも、それでも「金曜の夜」はやはり嬉しかったのです。
(週の半ば水曜位から、皆んな早く金曜になる事を”妄想”し始めます)
月~金曜の緊張感から開放された、金曜の夜の開放感…たまりませんでしたね(^^)
そんな我々の細やかな楽しみは、夜の寮で色々と話をすることでした。
警察官といえども、皆二十代の若者ですから、それこそ恋話等でよく盛り上がっていましたね。
そんな中でも、一種独特の空気になるのが、「怪談話」です。
当時はスマホなんてモノはありませんので、今程手軽に怪談話は聞けない時代…
殆どは「本人の実体験」や「知り合いから聞いた話やけど…」みたいな形でした。
今の怪談ほどストーリー性やしっかりした“落ち”もありませんでしたが、変にリアリティーがあったんです。
大勢の人間が集う警察学校ですから、
「恐ろしい体験」をした奴も少なからずいますので、そいつらから話を聞くのも楽しみでしたね。。。
と、腰が疲れてきました(^_^;)
今回はこの辺でお許しを。
怪談話に入る前に終わってしまったのですが、、
まあ実際K教官のプレッシャーのほうが我々にとっては「怪談」でしたので…
次回は続きを書きます。
お読み頂き、ありがとうございました。
つなぐ
☆個人セッション再開しました。
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☆僕の感じる『うつ病の全て』を書きました。
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