『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第16回『ほぼ実話⁉警察学校青春日記』⑦警察学校怪談【第二話】

秋が深まり、哀愁漂っております

 つなぐ です(^^)


早速前回の続きに行きたいと思います。






【第二話】


当直実習(警察学校での夜間警備の実習)の勤務にて、

(当直勤務については↓)

第15回『ほぼ実話!?警察学校青春日記』⑥警察学校怪談【第一話】 



定時に行われる警察学校敷地内の警ら(パトロール)のコースには、


いくつかの“怪異ポイント”


が存在します。


前回エピソードの

「職員室棟にある“大鏡”(おおかがみ)」


そして、今回お話するのが、

「南寮にある封印フロア」です。


訓練生が寝泊まりしている寮には「北」「西」「南」と3つの寮があります。


その中でも


「南寮の三階はヤバい」


という噂は耳にしていました。



先ず、このフロアは

“全く使われていない”という事…

そして、やばいのが

「各部屋に封印がしてある」との噂でした…



そして、自分が当直実習に入った日。。


もちろんですが、この封印フロアのある南寮もコースに入っているので、巡回しなければなりません。


懐中電灯を片手に、いよいよ南寮に入ることに。。

まずは一階、二階は訓練生が寝泊まりしている為、消灯後の寝静まった時間帯であっても特に怖くはありません。


(なんとなく人の息使いみたいなものを感じるからです)


そして、

いよいよ問題の“封印フロア”に上がりました。


「ここ、全然雰囲気が違いうんです」


真ん中の廊下を挟んで両サイドに部屋があります。

”本当に人の気配がない“真っ暗なだだっ広い廊下を懐中電灯で照らしなが歩くのは、それだけでも気持ちのイイものではありません。


「このまま足早に通過したい」


とは思いましたが、


好奇心という奴でしょうか、、やはり扉に封印がしてあるか、どうしても目がいってしまうのです……そして…見てしまいました。。


”しっかり、ありました“


もうこうなると、止まりません!

次の部屋も見、そして次の部屋も、、


しっかり小さい“お札”みたいな紙が貼られていました!


何と書いてあるかまではじっくり見る余裕はその時の僕にはなく(^_^;)足早にこのフロアの巡回を終えたのでした…


いったい、これはどういう意味なのか?




そして本当にやばいのが…


「何故使われなくなったのか?」

「何故、封印がしてあるのか?」


が全く分からない点です。


この理由に関しては、同僚は元より、先輩訓練生達に聞いても分からないとの事でした。


そもそも、分かっていたなら何らかの形で伝わり広まるのが、警察学校です。


語られるのもはばかられる様な理由で、その当時に戒厳令でも敷かれたのでしょうか…?


結局、この謎は分からずじまいでした。。


その後は、

警察学校での日々の忙しさもあって、誰もこの事について追求する者もいなくなり、忘れて行ったのでした。


いったい何だったのでしょうね(^_^;)




と、今回はこの辺にしておきます。


警察学校怪談はまだあるのですが、このシリーズは一先ずこれでやめておきます。

(なんか予感がしましたもので…)



次回からは、またスピリチュアルについての何かを書くつもりです。


読んでいただき、有難うございました。