第16回『ほぼ実話⁉警察学校青春日記』⑦警察学校怪談【第二話】
秋が深まり、哀愁漂っております
つなぐ です(^^)
早速前回の続きに行きたいと思います。
【第二話】
当直実習(警察学校での夜間警備の実習)の勤務にて、
(当直勤務については↓)
第15回『ほぼ実話!?警察学校青春日記』⑥警察学校怪談【第一話】
定時に行われる警察学校敷地内の警ら(パトロール)のコースには、
いくつかの“怪異ポイント”
が存在します。
前回エピソードの
「職員室棟にある“大鏡”(おおかがみ)」
そして、今回お話するのが、
「南寮にある封印フロア」です。
訓練生が寝泊まりしている寮には「北」「西」「南」と3つの寮があります。
その中でも
「南寮の三階はヤバい」
という噂は耳にしていました。
先ず、このフロアは
“全く使われていない”という事…
そして、やばいのが
「各部屋に封印がしてある」との噂でした…
そして、自分が当直実習に入った日。。
もちろんですが、この封印フロアのある南寮もコースに入っているので、巡回しなければなりません。
懐中電灯を片手に、いよいよ南寮に入ることに。。
まずは一階、二階は訓練生が寝泊まりしている為、消灯後の寝静まった時間帯であっても特に怖くはありません。
(なんとなく人の息使いみたいなものを感じるからです)
そして、
いよいよ問題の“封印フロア”に上がりました。
「ここ、全然雰囲気が違いうんです」
真ん中の廊下を挟んで両サイドに部屋があります。
”本当に人の気配がない“真っ暗なだだっ広い廊下を懐中電灯で照らしなが歩くのは、それだけでも気持ちのイイものではありません。
「このまま足早に通過したい」
とは思いましたが、
好奇心という奴でしょうか、、やはり扉に封印がしてあるか、どうしても目がいってしまうのです……そして…見てしまいました。。
”しっかり、ありました“
もうこうなると、止まりません!
次の部屋も見、そして次の部屋も、、
しっかり小さい“お札”みたいな紙が貼られていました!
何と書いてあるかまではじっくり見る余裕はその時の僕にはなく(^_^;)足早にこのフロアの巡回を終えたのでした…
いったい、これはどういう意味なのか?
そして本当にやばいのが…
「何故使われなくなったのか?」
「何故、封印がしてあるのか?」
が全く分からない点です。
この理由に関しては、同僚は元より、先輩訓練生達に聞いても分からないとの事でした。
そもそも、分かっていたなら何らかの形で伝わり広まるのが、警察学校です。
語られるのもはばかられる様な理由で、その当時に戒厳令でも敷かれたのでしょうか…?
結局、この謎は分からずじまいでした。。
その後は、
警察学校での日々の忙しさもあって、誰もこの事について追求する者もいなくなり、忘れて行ったのでした。
いったい何だったのでしょうね(^_^;)
と、今回はこの辺にしておきます。
警察学校怪談はまだあるのですが、このシリーズは一先ずこれでやめておきます。
(なんか予感がしましたもので…)
次回からは、またスピリチュアルについての何かを書くつもりです。
読んでいただき、有難うございました。
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