第17回 スピリチュアルヒーラー~黒木昭征さんへ繋がる物語~
どんどんと秋が深まる中、私生活でも出会いと別れを経験し、心が感傷的になっております
つなぐ です。
最近、警察学校怪談シリーズを何回かやったのですが、今までにない位アクセス数が減ったので、怖くなり(^_^;)…やめました。
(何かの警告なのか、嫌な予感がしましたもので一旦差止めとしました)
また気が向いたらやります。。
と、このブログの本題である
「スピリチュアル」に内容を戻しますね。
今回書くのは以前、第一回でも書きました
“伝説のスピリチュアルヒーラー“
山村幸夫さんの本の出版にご尽力された
「黒木昭征さん」
との思い出です。。
以前にも書きました様に、山村さんはその生涯を、真のスピリチュアルの教えを広める事とヒーリング活動に捧げられた方です。
そのヒーリング能力も“けた外れ”で、難病も治癒させる程のものでした。
更に驚くことに、その活動(治療会)は基本的に無償で行っていたんですね。
公な宣伝等は殆どせずに、口コミで多くの人がその治療会に訪れたとの事です。
(今、巷を騒がせているカルト宗教なんかに対しても、強く警鐘を鳴らしておられました)
そして、山村さんがご存命の頃から、その治療会での事や、スピリチュアルヒーラーとしての活動・教えを本にまとめ、出版まで出掛けたのが今回ご紹介する
“黒木昭征さん”なんです。
僕がこの山村さんの本に出会ったのは本当に不思議なご縁からでした…
当時、僕は接骨院を開業して頑張っていたのですが、徐々に精神を病んでしまったのでしょう…ナントうつ病になってしまったんですね。
ドクターストップがかかり、休職を余儀なくされました。
その療養期間中も中々うつ症状が落ち着かなかった為、気分転換も兼ねて友人のFさんに相談しに行ったのでした。。
Fさんは以前からスピリチュアルの世界にも詳しく色々な体験もしていた人で、何か西洋医学以外にも、うつ病にいいものがあればとの期待からでした…
そこでスピリチュアルヒーラーの山村幸夫さんの事を知ることになります。
そして、当時すでに山村さんは故人となられていた事、日本にも山村さんの意志を受け継いだ方々がスピリチュアルヒーラーとして活動されている事などを教えてもらいました。
そしてFさんから、1人のスピリチュアルヒーラーの方を紹介してもらうことになったのです。
その方は学校の先生をしながら、スピリチュアルヒーラーの活動を無償で行っている方でした。
「私も以前何度かお世話になった人です」
とそのヒーラーの方の電話番号を教えてくれたのです。
藁をもすがる気持ちで、そのヒーラーの方に電話が繋がり、遠隔ヒーリングによって月に一回、ヒーリングエネルギーを送ってもらう事になりました。
3~4ヶ月の間、月に一回程電話して、20分程お話した後、そのまま電話を繋いだ状態でエネルギーを送って貰っていました。
その時期の自分の“心の支え”になっていた事は間違いありませんでした。
(本当に感謝しております)
少し楽になった気はしましたが、症状は一進一退でした。
そうこうしている内に、一度入院して療養すると言う話になったのです。
入院する前に、またFさんとお会いする機会があり、その時に山村さんの本をプレゼントしてくれたんですね。
その時、本の制作・出版と、本の中で前書きを書いておられる、黒木さんの事も教えて貰いました。
Fさんも電話でお話されたことが有る事、そして黒木さんはスピリチュアルヒーラーを紹介したり、ご自身でも無償で電話で悩める人の話を聴く活動をされている事などを聴いたのでした。
「つなぐさんも一度電話してみては?」
とFさんに促され、入院前にとにかく一度電話してみようとその時思ったのです。
初めてなのと、うつだったのとで、かなり不安な気持ちで電話したのを覚えています。
直ぐに繋がり、電話に出た黒木さんは驚くほどフレンドリーな人でした。
その声に安心したのか、僕も現状までの簡単な経緯と、数日後に入院する事も伝えたのです。
初めて話すのに、不思議とそんな感じがしないんです。。
「声聴いてると入院するなんて思えないね」
と黒木さん。
当時の僕は、こんな事を言われたら、
「何にも分かってない!この人!」
と嫌な気分になってもおかしくないのですが、黒木さんが言うと不思議と嫌な気分にならないのです。
そんな暖かさと親しみを感じる声でした。。
「山村さんの写真を送ろうか?」
「写真自体に力はないけど、支えになるかもしれないよ」
「ボイスヒーリングって聞いたことある?僕の声も、なんかそう言う効果あるみたいでね…」
「また電話かけてきてよね」
「でも、みんなハイって言うんだけど、かけて来ないんだよ~」
と色々話をして貰ったのを覚えています。
その後、
僕も再び黒木さんに電話する事はなかったんですが、(やはり、お忙しいのでは?と気を使ってしまいました)忘れられない方でしたね。。
それから何年もの月日が経ち、僕も色々と紆余曲折な人生を歩むのですが、ようやくこの数年落ち着いて来たのでした。
今年に入り何気なく、ネットサーフィンしていたところ「山村幸夫さんの本が今、手に入りにくくなっている」と目にしたのです。
その理由が、出版を手掛けていた黒木さんが昨年亡くなられたからとの事でした…
遅ればせながら、訃報を目にし、あの優しかった声を思い出しています。
天国で山村さんと再会されたのでしょうね。
黒木さん、
山村さんの本を世に送り出して下さり有難うございました。
そして、僕と電話で話して下さり本当に有難うございました。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
今回はこれで終わります。
読んで下さり有難うございました。
つなぐ
☆個人セッション再開しました。
キネシオロジー・ヒーリング&セラピー
『小さなバルコニー』
僕の感じた「うつ病の全て」を書きました。
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