『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第21回 仕事の思い出【探偵編①「探偵学校へ!」】


夏より冬を愛する男 つなぐ です(^_^;)



さて、この1ヶ月程は私事ではありますが、新しい環境になったこともありまして、ブログを書くことがめっきり少なくなりました。

そうすると、

“比例してアクセスも少なくなる”


と言うのを身を持って体験いたしました。。


ある方が言いました…


「ブログは継続する事が一番大事です」


本当にそうだ!そうだ!


と言うことで、


半分趣味で書いてますので、それ程アクセス数にはこだわりませんが、同じ書くならやはり

「少しでも多くの人に見てもらいたいなぁ」


と言うスケベ心は持ち合わせております(^_^;)



そんなわけで、ふと思い出した、

昔やった「探偵の仕事」の事を書いて見ようと思います。







『ほぼ実話⁉警察学校青春日記』シリーズにも書いているように


僕はその昔、警察官だったのですが、辞職することになります。

(その経緯についてはまた別のお話…)


そしてその後…

警察官としての経験を生かそうと一時期、探偵の世界に身を置いた事があるのです。


とはいえ、警察官と探偵の仕事はやはりその性質が違います。


「これは一度正式に探偵業の基本から学ばないとなぁ」


と思った僕は、インターネットで「探偵学校」を検索したのでした…



こうやって思い返しても、

僕の“運命の不思議”を感じます。。


警察官、、探偵、、その後も色々あるのですが、そのどれもが「今」につながる一足一足となっていったと思うと、

そこに“大きな流れ”の中に生きる「自身のスピリチュアル」を感じざるをえないんですね。。



話を元に戻します。


そう、当時、僕の描く探偵像といえば本当にドラマや漫画、小説の世界くらいしか知りませんでした。


江戸川乱歩の「明智小五郎」…TVでは天知茂(渋い)が演じたシリーズを子供の頃良く見てました。

また、

・映画の「金田一耕助シリーズ」

(僕は石坂浩二が演じたものが特に好きです)

や海外では「シャーロックホームズ」なども度々映画化されてますね。


そして、衝撃的だった

・松田優作のドラマ「探偵物語」…

(アウトロー的な探偵像は新鮮でした)


・漫画では「ハロー張りネズミ」や「のぞき屋」など


そのくらいしか予備知識がありませんでした(笑)。


しかし、そんな夢見がちな僕でも

実際の探偵が、殺人事件を解決したりといった小説の中に出てくるような仕事ではないのは知っています(^_^;)


「実際の探偵」と「物語の探偵」


の間には相当なギャップがあることはなんとなく分かっていました。

(警察の仕事が実際と物語とでは凄いギャップのある世界でしたから…)



ということで、本物の探偵の世界を体験する必要がありました(当たり前ですよね^^;)




「探偵学校」検索の結果

幾つかヒットしたのですが、どこにしようか迷います。。

迷った末、最終的に決めたのは他のホームページに比べ地味なのですが

探偵学校としては歴史も古く、最も実践形式で教えていそうな


「S探偵社」の門を叩くことにしたのでした。



ただ…ただです。。


自分で志してて言うのも何なんですが、やはり探偵業というのは秘密のベールに包まれた感が有り、どうしても怪しい雰囲気が漂います。


用心深い僕は(^_^;)事前にS探偵社を下見に行くことにしたのでした…



そして、住所を頼りに着いたその場所は、古い雑居ビルでした。

う~ん、更に怪しさは漂って参ります…

周りをウロウロとして確認するのですが外からではよく分かりません。


やはりビルに入るしかないか?と、その雑居ビルの暗い階段を恐る恐る(^_^;)上がっていきました。。



すると、ありました!


確かに「S探偵社」と看板が掛かっています。

すりガラス越しに中の明かりが漏れています。。

しかし、そのまま入る勇気はなく(^_^;)その日は所在の確認だけして帰ったのでした。


そして…

数日間悩んだ末…僕は「S探偵社」の扉の前に再び立っていました。


そして意を決して扉を開けました!


出迎えてくれたのは…


細身でオールバックに口ひげ、紺色のYシャツとネクタイをラフに着こなしたTVドラマに出てきそうな感じの人でした。(いやっそれ以上に怪しい!?)


見るからに普通じゃない雰囲気…(^^;)


(いかん!飲まれてはいかん!)と僕が、


「インターネットで見たのですが!探偵学校のことについてお伺いしたいのですが!」


と勢いに任せて云うと、、


意外にも、とても紳士的な穏やかな口用で


「ああ、そうですかぁ、どうぞこちらへ」


と奥のソファへ通してくれたのでした。。

(少し安心しました^^;)



後に知ることになりますが、

この人が「S探偵社」の社長であり、後の僕の”探偵の師匠”になるY先生だったのです。


(因みにY先生は調査協力であの探偵ナイトスクープなどにも出演したことがある大阪でも名の通った探偵でした)




と、今回はこの辺で。次回に続きます。。



読んで頂きありがとうございました。



              つなぐ





☆個人セッション再開しました。