『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第22回 仕事の思い出【探偵編➁「探偵学校潜入!」】


スピリチュアルに関するブログと言いながら、昔の仕事の思い出を書いていて

ブログの主旨に沿っているのか不安になってきている つなぐ です(^_^;)


前回、

探偵を志した僕が、ネットで見つけた老舗の探偵事務所


「S探偵社」、、

その門を叩いたところで終わりました↓


第21回 仕事の思い出【探偵編①「探偵学校へ!」】 



そして、探偵事務所の扉を開けると…


僕を出迎えてくれたのは、


その風貌(口ひげにオールバック、紺色のワイシャツをラフに着こなすただならぬ雰囲気の男)

に似合わない、穏やかな口用の紳士、、後の僕の”探偵の師匠”になるY先生でした。



では早速続きに入っていきます。







探偵事務所の中…


生まれて初めて探偵事務所の中にいる…

黒の革張り、でかいソファにぎこちなく腰掛けている僕。


「コレはテレビではない、、本物の探偵事務所だ」


そう思うと少し緊張してくる…


そうこうしているうちに、コレまた「本物の探偵」が僕の前に座り

「どうぞ」とお茶を出してくれた。

(ここはTVでよくある「美人助手」がお茶を出すとはいかず…まぁ、現実はそんなもんです(^_^;)



おもむろに名刺を差し出し、その男(Y先生)は自分がこの探偵社をやっており

探偵学校として探偵の仕事(探偵学と言うそうです)も教えていると自己紹介してくれた。


僕は自分が警察官をやっていたこと、真面目に探偵業を考えている事を話した。


「へぇ~、そうなんですねぇ」


と、先生も僕に興味をもってくれたようだ。



相変わらず紳士的な対応を崩さないY先生に少し安心し、

探偵学校の受講料、実際のカリキュラムや授業の仕方などをしっかり確認する。


先生もそれに丁寧に答えてくれる。。

ホームページに書いていた通りで間違いないことも確認できた。


その中で少し驚いたのは、

探偵学は“マンツーマン”で教えるという点だった。


「探偵学校」という響きから、座学は数人単位の授業形式でと思っていました。

しかし、教科書で予習して来た内容を先生と1対1で会話しながら肉付けしていく、


いわば落語の“師匠と弟子の稽古”のような形で学んでいくとの事だったからです。


やはり探偵と言う特殊な職業柄なのか、Y先生の流儀なのか…

まあ学校の授業のようには教えられないのでしょうね…


また、

ここの探偵学校の特徴は実践形式で教えてくれる点であり、

カリキュラムの段階に応じて、実際に”尾行”などの課題が与えられ、

実際にそれを実行したり、


更にはカリキュラムを終え卒業すれば、S探偵社の依頼案件に同行できたり、

参加して現場を経験していくことができる。


でも、

基本先生とのマンツーマンのレッスンで他の生徒とは顔を合わさないため、

心配性の僕は(^_^;)


本当に他に生徒おるんかな?


なんてことも頭によぎり、不安もありました。。



そして…なんと言ってもこの「Y先生」が読めないんです(^_^;)


紳士的で丁寧な応対なのですが、ときより見せるキツネのような鋭い眼光…

かと思うと子供のように澄んだ瞳を見せたり…

そして明らかに堅気っぽくない風貌…

なにかスキがない、とらえどころの無い人なんです(^_^;)


この業界で長年やってきた人なので、やはり”海千山千でないと”という事なんでしょうか…


そういえば、やはり警察時代、刑事課にいた時もそれこそ”アクの強い人”が多かったですから、

同じような調査の世界はこんな感じになるのかも知れませんね。。

(まぁY先生の場合、そこに一種の「上品さと穏やかさ」が漂ってますので、だいぶマシです^^;)


そして、「他の生徒」についても、、

ホームページにも掲載されていたココの探偵学校を卒業後、探偵社をしている卒業生が結構いるんです。

Y先生主催で定期で行われる『探偵の勉強会』があり、

「そこで他の卒業生にも会えますよ」

とのことでした…


まだ少し不安はあったものの、Y先生と話をして意外と好感触を得たので、

ここで学んでみることに”ほぼ”決めたんですね。

(後日、正式に手続きする事を決めて家路についたのでした)


もう動き出してしまいました^^;)


数日後、正式に探偵学校入学の手続きを終え、いよいよ僕の探偵修行が始まります。


そして、愉快な探偵達と出会うことになるのですが…



と、本日はこの辺で。次回に続きます。


読んで頂きありがとうございました。


            つなぐ