第26回 仕事の思い出【探偵編⑥「探偵学校卒業試験と警察時代こぼれ話」】
今月中に、あと4記事書こうと目標を定め、締切に追われる作家の気分を味わっている
つなぐです(^_^;)
僕はマイペースでブログを書いているのですが、その僕のペースにしては少し早いテンポて記事の投稿をしております。
皆さんからしたら全然大したことないペースだと思いますが、のんびり屋の僕としては少々プレッシャーとなっております。
さて、前回探偵勉強会そしてその打ち上げのお話でした。
今回は尾行に関するちょっとした思い出話です。
では行ってみましょう。
探偵の師匠Y先生とのマンツーマンでの探偵学の勉強もあれよあれよと進み、
卒業試験である「尾行」もなんとかクリアー、滞りなく探偵学校を卒業することができました。
(対象者を決め一日の行動を調査報告書形式でレポートとして提出するんです)
この「尾行」って実際やってみると本当に大変でした。。
相手を自分でランダムに選び、その人を一日尾行するのですが、これが思ってた以上に神経を使い
かつ地味で疲れる作業なんです(よく考えたらストーカーみたいです^^;)
TVドラマで尾行シーンなんてよくありますよね。あれは”ほんの一場面”としてだけなのですが、本当の尾行は何時間もやったりします。
しかも相手が建物や自宅にいる時は近隣住民にも怪しまれないよう「張り込み」もしなければなりません。
そんな事を書いていたら、また警察官時代のことを思い出しました…
(警察官時代のこぼれ話①)
「尾行」というのは、よっぽどの特殊部署でない限り、警察でもやることは少ないでしょう。
刑事課にもいましたが、”刑事ドラマでしょっちゅう見る尾行”なんてやる場面もまずありせんでした。
ただ、張り込みはありましたね。。管轄内で発生した殺人事件の被疑者の自宅を車で張り込んだんです。
僕も初めての張り込みで意気込んでいました。
隣に乗る先輩が僕に袋を手渡してくれました。中にはパンと牛乳…刑事ドラマでよく見たシーン。
「へぇ~本当にパンと牛乳食べながら、張り込みするんやなぁ」と感動したのを覚えています(^_^;)
(警察官時代のこぼれ話②)
地域課(交番勤務)のとき単車の常習窃盗犯を捕まえるため、その現場を押さえるため、数人の警察官でチームを組み、
その犯人がよく現れる現場で張り込んでいたんです。
僕は制服から私服に着替えて、路上で一般人を装い見張る役でした。
そのうち管轄内で不審者の通報が耳のイヤホンから流れてきました。
(警察官は所属エリア内の事件や通報の無線を傍受するため常時耳にイヤホンを付けています)
うちの所轄です。
場所は我々の張り込んでいるまさにこの周辺です
チームに緊張が走ります!
次に不審者の特徴が流れます…
「身長170センチ前後、黒のジャンパー紺色のズボン、20代の角刈りの男…」
…
…
…
完全に僕の風体と一致していました(^_^;)
そうです、
不審者を張り込んでいた僕自身が、不審者として通報されたのでした^^;;)
チーム全体に微妙な空気が流れたのは言うまでもありません。
そんな”苦い思い出”をふと思い出してしまいました。。
警察時代シリーズの記事→
話を戻しますね。
この、例からもわかるよう、”結構他人さんは見ています”。
ですから、尾行及び張り込みも細心の注意が必要なんですね。
(対象者に気づかれないのはもちろん、周辺に怪しまれないように)
ですから、
「体力と共に精神力もいる」骨の折れる作業となるんです。
そんな、卒業試験(尾行)もなんとか修了して探偵学校を卒業することができました。
探偵としての基礎知識(探偵学)は一通り学びました。
あとは、実践あるのみです!
次回こそ探偵としてのデビュー実践編を書きます(^^)
ありがとうございました。
つなぐ
☆個人セッション再開しました。
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