第32回 仕事の思い出【探偵編⑫「さらば愛しき探偵達!」】
探偵編も気がつけば12回目…僕にしては筆が進むのが早く
一気に書き進めることができました。
今回で一応の終わりを迎えることができ、少しホッとしております
つなぐ です(^_^;)
さて、
前回は、我が探偵の師匠Y先生と初めて現場でご一緒した話を書きました↓
愉快な探偵たちとの日々…
今回は仕事の思い出【探偵編】の最終記事となります。
思い返せば…不安と期待の中、
Y先生の探偵学校の門を叩き、僕の探偵修行が始まりました↓
独立起業したいとの思いから紆余曲折あって警察を辞職しました。
その後も更に紆余曲折あり、この探偵業で身を立てたいと真剣に考え、探偵学校を卒業、現場経験も着実に一歩ずつ踏んでいたのです。
しかし反面、
現場をこなしながらも「俺は本当にこの仕事で一生やって行きたいのか?」という思いが
水面下で湧き上がっている事にウスウス感づいても来ていました。
(でも見ないようにしていたのかも…)
そして、僕のその思いはある出来事から白日のもとにさらされる事になります…
ある時、Y先生から連絡をもらいました。
「つなぐさん~、今度、関西の探偵の質の向上と繋がりを強固にするため組合を作ることにしました」
「つなぐさんも、よければ協力・加盟を考えてもらえませんか?」
という内容だったんです。
その時!、、
初めて水面下にあった自分の思いを意識できた気がしました。
「やはり俺には探偵としてずっとやっていく覚悟も情熱もなかったのだ」と…
でも僕は、
分かりました!前向きに検討させていただきます。
とその時は返答してしまったんですね。
(でも実際は、先生の問いかけからはっきりとその事を自覚できたんです)
そして、
なぜか少し前から興味が出始めていた医療の世界に飛び込む事を真剣に考え始めていました。
スピリチュアルの世界では
「なるようになる」
「なるべくしてなる」
「そうなるように決まっていた」
なんて言い回しがよく出てくるんですが、
僕の人生も数奇と言いましょうか生まれる前に決めてきた(決まっていた⁉)のか…
本当にひと所に収まらない、生々流転だなと今思い返しても感じてしまいます。
警察官採用試験の難関を突破して、ようやく採用された当時は一生の仕事と疑っていませんでした。
社会的なステータス、
経済的安定、
自分の気質にも合う世界…
と色々大変な事はあれ、申し分ない環境でした。
いわゆる人生の勝ち組に乗った気分でした。
しかし、
コレも”人生の不思議”といいますか、スピリチュアルなところでもあるのでしょうね。
あれだけ苦労してなった警察官を
「辞めよう」
と思う日が来るんですね…
全ては「経験」の中で生まれてくる感情・想いなのでしょう。
(皆さんの人生でも、もしかしたら似たような事があるのではないでしょうか?)
先生の呼びかけが決定的なキッカケとなって、
僕の止まらない”想い”も、はっきり行動に移していく決心がつきました。
“柔道整復師の免許を取って
接骨院を独立開業する”という新たな夢に向かって舵をきることにです。
(僕はどうも独立思考が強いようです^_^;)
とは言え、
そこからまず、国指定の専門学校に入らなくてはなりません。
そしてコレにももちろん試験があります。
入れたとしてもそこで三年の教育期間、
その間にも学校に通いながら、どこかの接骨院で修行するのが業界の常識。
その後、国家試験に合格して免許取得となります。
考えると気が遠くなりましたが、この思いは止まらず”勢い”と云うのでしょうか、
そのまま治療家の道を歩むことになったんですね。。
(そう決まっていたのか⁉言いようのない力につき動かされるように…)
そして、
決心が固まった後、探偵業を辞めて別の道に進むことをY先生に伝えました。
先生は、
「つなぐさんの次の道での活躍を願っています」
と快く送り出してくれました…
そして、治療家の道を歩んでいくことになります。
…
…
それから二十年以上の月日が経ち、その間も本当に色々なことがありました。。
今こうして、
短い間ではありましたが、探偵の仕事をやらせてもらった頃の話をブログに
楽しみながら書いています。
それは前にも書きましたが、Y先生を始め出会った探偵達が皆気のいい人ばかりで
僕の中で”いい思い出”となっているからなんですね。
(僕はたまたま探偵の闇の部分を見なかっただけかも知れませんが)
あれから、あの探偵達はどうしているんでしょうね。
お元気にされていることを願ってやみません。
”さらば愛しき探偵たち!”
コレにて仕事の思い出【探偵編】、完結といたします。
ありがとうございました。
次回は、
スピリチュアル色の強い内容で書いてみたいと思います。
つなぐ
☆個人セッション再開しました。
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