『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第35回 「スピリチュアル」と「心理学」

ブログを書くペースがほんの少し早くなってきております(^_^;)


さて前回“スピリチュアルと仕事”と題して、

僕の仕事の変遷をスピリチュアル的に考察してみました↓



今回も、「スピリチュアルと○○」ということで、、


「心理学」と絡めて書いて行きたいと思います。



では、「スピリチュアルと心理学」始めていきます。






心理学…

と言いましても実は本当に幅が広いのです

^^;)


しかし

なんと言ってもスピリチュアルと相性のいいのは、


「深層心理学」


ではないでしょうか。



いわゆる潜在意識をメインに据える心理学です。

(因みに深層心理学系本の和訳では、”潜在意識”という表記は使われず

”無意識”と表しています)


※この記事内ではわかりやすいように、

心理学用語とスピリチュアル系用語を僕なりに混ぜて使用いたします。

潜在意識=無意識としてご理解下さいね。



深層心理学…


その開祖と言えるのは、やはり心理学の巨人と言われた


精神分析を創始した「G・フロイト」

や、

ユング心理学(分析心理学)の「C・ユング」


でしょう。


心理学を余り知らない人でも、この二人の名前は聞いたことがあるかも知れませんね。



僕は、

自分が「うつ病」になり、その原因と対策を探す事

と、

治療家として、

「キネシオロジーという技法(※)」を使っていた事から、

深層心理学を自分なりに研究していました。


(※)潜在意識からの情報を、筋肉の反応を使って診断・治療していく米国で開発された技法



そして、

スピリチュアルの世界では、ユング心理学が引用されることが多いようです。


ユングは人の意識を大きく3つに分けました。


①常に自分が意識できる→”顕在意識”


自分が普段は意識できないものを”潜在意識”

その内

②個人に限られるものを→個人的無意識

③個人を越え民族や国にまで共通する→集合無意識


①と②については「なんとなく理解できる」という方が多いのでは?

と思いますが、問題は③の集合無意識です。


「集合無意識」というのは、

個人を越えて繋がっている意識とでもいいますか…


ユングは精神疾患の患者と向き合う中で発見したそうで。。

(色々な患者から妄想を聴いている内、似たようなイメージを話す人々が沢山いた)


人々に共通する普遍の意識領域…それは、民族単位、国単位、

更には地球全体までをひっくるめて共通する意識だと言うのです。。

(そのおかげで、地球の裏側の人達とも共感し合うことができる)


例えば、

世界中で読まれたり観られたりする物語小説や映画などにそれを見る事が出来ます。


一方で、

民族や国レベルで存在する意識もあるため、

その違いから民族紛争や国家間の争いなんかも起こるというわけです。


とにかく意識には、”普段自分の意識できる顕在意識の領域”と、

”できていない潜在意識(無意識)の領域”が存在する。


更に後者の領域はとんでもなく深く、

我々は究極的にはどうも繋がっているようです(^^)


スピリチュアルでも、

我々は「神の分け御霊」で最終的には

一つ(ワンネス)なんだとよく言われますね。

(この辺も集合無意識とかなり似ています)


そして、

この世に肉体を持って一つの「魂(たましい)」として生まれて来るのですが、

霊的にはこれも、完全な単体というより”魂の兄弟”とも言える存在の一部として

この三次元世界を体験しているようです。

(例えるなら、一つの手の五本指の内の一本のように…)


更には、

それさえも「大いなる存在の一部分」であって、最終的には一つであると言われています。

(嫌な例えですが、軍隊で云う一兵卒<分隊<小隊<中隊<大隊…みたいな感じ?!)


究極的には一つ…繋がっている…

それを敢えて、

”肉体という乗り物”に別々の存在としてこの世でそれぞれの体験をしていく…


ここに心理学とスピリチュアルの

「関係の鍵」があるような気がするんですね。


どういう事かと云うと、、

心理学は、人間の行動分析や心の保ち方、そして病気の治療(主に精神)に応用されています。

特に催眠を始めとする心理療法のイメージはかなり一般的かも知れませんね。


そして、

その心理療法の場面というのはほとんどの場合、

心理療法を”する側”と”受ける側”、、

1対2人以上の関係性の中で行われます。


例えば、本などで心理療法の手順を完璧になぞって自分一人で進めていくのと、

他者(心理療法家など)に見守られつつ進めて行くのとでは、相当の効果の違いがあることがわかっています。

(「”他者”の承認」を介して”自己を発見していく”プロセスが有るか無いかが鍵なんですね)


そして↓でも書いたように


スピリチュアルでは我々は元々一つの存在、なのに

肉体を持って色んな体験をするために、

わざわざ別れてこの三次元世界に生まれてくるようです。


もし、この世での体験が自分一人で

「全て解決!」「自己完結!」できるようなら…

元々一つだった我々の本質を

”わざわざ別の魂に分かれて、この三次元世界で色々な体験をする”

というのは少し効率が悪い、というかもったいない気がします。


やはり

肉体的には他者となる魂と交流、助け合う事で色々な体験をしたほうが

よりバラエティに飛んだ経験ができそうですよね。


(僕自身も以前の記事でも書いたように、うつ病になり色んな人に助けられました)



心理学(心理療法)の場面においても、スピリチュアルの法則は生きているようです。



と、少々強引にまとめてしまいました(^_^;)



皆さん、、

我々は深い所で繋がっています。

もっと人に頼っても良さそうです(^^)


特に日本人は自己責任論が他国に比べ強いとのデータもあります…

例)孤独になるのは自己責任か?との質問に

Yesと答えた人

英・米では10%、日本はナント40%

厳しすぎる…日本…



自分一人だけで何とかしようと思いすぎす、もっと世の中に頼りましょうよ!



今回はこの辺で。


ありがとうございました。






☆個人セッション再開しました。


キネシオロジー・ヒーリング&セラピー『小さなバルコニー』