第20回 僕のスピリチュアルな冒険⑥霊能者編 【補足】
前回、前々回と
「本物の霊能者」
に会いに行ったお話しをさせて頂きました。
第18回 僕のスピリチュアルな冒険④本物の霊能者に会いに行く!【前編】
第19回 僕のスピリチュアルな冒険⑤本物の霊能者に会いに行く!【後編】
今回はそれと関連して、(注意喚起も兼ねて)霊能者やスピリチュアルについて今一度述べておきたいと思います。
霊能者や宗教等の、広義でいう“スピリチュアルの指導者”は相当に自分を律して行かなくてはならないようです。
第 一回でも紹介させてまもらった
"伝説のスピリチュアルヒーラー"
「山村幸夫さん」も仰っています。
山村さんによると、
ある人が自分の「霊能力」や「信仰」に目覚める
↓
周りに人が集まり出して指導者として道が拓け出す
↓
純粋な気持ちで他者の為に活動する
↓
段々とお金や権力、色…等の欲にまみれだす
といった例が結構あるんだそうです。
山村さん自身もそういう人を沢山見てきたようですね。。
こういう道を辿った指導者はほぼ間違いなく邪霊の餌食になって、操られるようにドンドン人々を食い物にし、欲の拡大をひたすらに追及していくようです。
(時より世の中を騒がせるカルトの類いも、そうですね)
そうなると、
その信者達も大変な事になるわけで…
“高いお布施や物品を購入していく”といった
よく聞くような事態に陥って行きます。
(エスカレートすると家族や周辺の人をも巻き込んで…)
「何でこんな誰でも分かることに引っ掛かったり嵌まっていくの?」
と大半の人は思うでしょう。
しかしココが怖いところなのです。
このようなエセ・スピリチュアル、エセ・指導者はいわゆるマインドコントロール的な手法を意識的なのか無意識的なのか巧妙に使ってきます。
それは、
人の「恐怖心を煽る」「優越感を与える」
等の方法で…
これもいきなりやったのでは効果は出ませんので、まず洗脳的な段階を経て、上記の方法を最大限に効く状態を作ります。
(コレは何度もその団体の集会やセミナーに足を運ばせるといった事などです)
ある一定の集団の中でこういった事が行われると、少しずつ信じ易くなってきます。
その中で、、
「教えを守れば幸せになれる」
「教えを守らないと地獄に落ち自分は救われない」
「自分は一般人の知らない事を知っている選ばれた存在だ」
などといった思考が形作られていきます。
そして、このような状態が出来上がると…
恐ろしい事に“自分の意志”で、自ら選んでそれが正しいと思って行動していくんです。
“強要される”、、それよりよっぽどたちの悪く根が深いと言われる由縁です。
もはや詐欺としても成立させるのも難しいようです。
一度この様な状態が出来上がると中々そこから抜ける(解ける)のは大変になります。
(ある専門家によると、3ヶ月までは比較的早く解けるそうですが、一年越えると大変だそうです)
実は僕はビジネスの世界でこれに似た状態になったことがあり、感覚として分かるんですね…
ですから、この様な洗脳状態になった人達の事を笑うことは決してできないんです…
合法的な範囲の中でも、人生が左右されるような落とし穴は沢山あります。
だからこそ、とにかく
「恐れを煽り従わせようとする」
「法外な額の金品を促してくる」
は、即要注意!と思って間違いないと思います。
しかし、それも洗脳がある程度出来上がってしまうと判断できませんので、
最初の段階で、その指導者の日常の生活ぶりを見る事が大事です。
やたら派手で権力、金欲、色欲が感じられる生活ぶりなら怪しんでもいいのではないでしょうか。
くれぐれもお気をつけ下さい!
まあ、スピリチュアル的には、そのような経験を“学び”として選んで来ている方(魂)もあるでしょう。
なので、魂の視点からは一概に良し悪しは言えないのかも知れません…
でも、このブログを見ている方は少なくとも、その様な学びを選んで来てない事を願うばかりです。。
なんか暗い話になってしまいましたね(^_^;)
今回はこの辺で。
読んで下さり有難うございました。
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