第24回 仕事の思い出【探偵編④「探偵達の饗宴:勉強会潜入!」】
明けましておめでとうございます。
「とにかくブログは書き続けること」
とある人から昨年言われたのを思い出し、
新年からブログを書いている つなぐ です。
令和も五年か… 早いですね(^_^;)
昭和、平成、令和と生きていて自分もよく生きてきたなぁと…、
いやっ、“生かされてきたなぁ”と改めてその「スピリチュアル」を感じている
新春でございます。
思えば、
この記事に書いている「探偵」をやったのは、今から二十年以上も前の話なんです。
あれから社会も本当に色々なことが変わっていきました。。(遠い目)
この「お正月」にしたって、
おせち料理は自分の家で作るのが当たり前の時代だったんです。
今では買うのが普通になってしまいました…
僕が今こうして使っている「スマホ」なんてものも
当時はなく、ネットはパソコンでするものでした。
もちろんブログもSNSなんてものもありませんでしたので、
ネットでの個人の「発信の場」といえばホームページや掲示板が主流だったと思います。。
しかし今や、
スマホひとつあればテレビ、ラジオなどの放送局みたいなこともできるし、
自分で簡単にネットショップなんてものも始められたりする。
(儲かるかどうかは別にして)個人でやれることの可能性は本当に広がったなぁと感じています。
探偵の世界だってその当時は証拠となる写真や動画を撮るのに、それぞれカメラが必要でした。
現在ではスマホの登場等で、色々な調査方法も変わったんでしょうね。。
おっと、前置きが長くなりました(^_^;)
思い出にふけるのはこの辺にしておき、前回の続きに行きます。
前回(探偵編③)
探偵学校に入り、勉強を開始した僕↓
第23回 仕事の想い出【探偵編③「探偵学入門」】 - 『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』
早く卒業するため、結構なハイペースでカリキュラムを消化していったのすが、
その途中、定例で行われる
「探偵勉強会」
に誘われ出ることになりました。
(探偵学校の生徒はこの勉強会に出ることができるのです)
「探偵勉強会」とは主に私の師匠であるY先生のS探偵社にゆかりのある探偵や、
ココの探偵学校の卒業生の探偵達が集まる、“探偵達による勉強会”なのです。
(主催はもちろんY先生です)
毎回違うテーマで事例研究や、探偵調査テクニック、法律との兼ね合いなどを
勉強するというものです。
僕は「探偵編②」にも書いた疑問や他の探偵達に興味深々なのでした。。
なんと言っても探偵です!
Y先生で免疫はついたとは言え、複数の探偵となると
一体どんな
「得体の知れない人がくるのだろうか?」
と期待半分、不安半分でした(^_^;)…
そんなこんなで「探偵勉強会」当日がやってくる訳なんですが…
日曜の昼から、場所はS探偵社です。
事務所に着くと、もう数人の探偵⁉が来ていました。
Y先生がその人たちを順番に紹介してくれます。
先ずは、直ぐに目に飛び込んだ人、、
「つなぐさん(僕)、彼は滋賀さんといいます。私とよく仕事をするんですよ」
見た目どう見てもヤ○ザにしか見えない、茶色がかったサングラス・口ひげ、ニヤリとこちらを見るニヒルな中年男。
(後に本当に元ヤ○ザと判明^^;)
そのお隣、、
「彼は美城さん、ココの探偵学校の卒業生です」
この人は、長身のスマート、爽やかな三十代のハンサムガイ、さっきの人とぜんぜんちゃう(^_^;)
(聞いた所、この美城さんは探偵業でかなり成功しているらしい)
少し離れた所に控える青年、、
「彼も卒業生でココ(S探偵社)をよく手伝ってくれている青田くんです」
(若い!二十歳になるかならんかくらいか?)
そして、もう一人!
「久我さんは、この世界が長い超ベテランです。私の友人でもあります」
この人、金八先生ばりの長髪に細い目、油断ならない年配の男。
僕を見て、
「今日は君が逮捕術を披露すると聞いたよ!」
と言うのです。
えっ!なんの事!?…
そうなんです、、
実はその日の勉強会のテーマである「ストーカー案件取り扱いについて」の中で、元警察官として、少し話してくれないかとY先生から頼まれていたのです。
それが、どうまかり間違ったのか久我さんには変に伝わってたようです(^_^;)
「えっ違うの!?、いや~逮捕術なんてゆうもんやから、どんなもんか俺にかけさせて、外してやろうと思ってたんやが…」
この人、年の割に勢いあるなぁ~とちょっと引いてしまいました(^^;
そうこうしている間に、それ以外の参加者たちもぞろぞろ集まってき、総勢で10人ちょっとになりました。
その他の人は、
“一見普通の人”や“それらしい人”などが入り交じっていましたね。。
そして、
“ストーカー案件の取り扱い”の勉強会がはじまります。
当時、それまで“色恋沙汰”として警察でも余り真剣に取り扱ってくれなかったストーカーについての相談。
しかし社会的にもかなりクローズアップされ始め、ストーカー規制法も成立、ストーカー行為と云うものが法で規定され罰せられるようになったのです。
これを機に、探偵もこのような案件に直接的、間接的に係わる事も更に増えていくだろうと云うことで改めての勉強会でした。
僕は警察時代、ストーカー事案に“係わりがなかった”訳ではないのですが、せいぜいパトロールを強化する程度の事だったんですね。
TVで取沙汰されるような猟奇的なストーカー事案には出くわしませんでした…と今書いていますが、果たして本当にそうなのでしょうか…?
もしかすると、
当時の我々が軽く考えていた“1件の通報”が、一歩間違えば猟奇的なストーカー事件に発展しなかった保証なんて何処にもありません。
運が良かっただけだったのかも知れませんね。。
警察時代編↓(良ければどうぞ)
第4回『ほぼ実話!?警察学校青春日記』(予告編) - 『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』
話を戻して、
勉強会では僕も拙い経験とネット等の情報から、汗をかきながら一生懸命話したのでした(^_^;)
皆、意外なほど真面目に勉強会に参加していたのが印象的でしたね。。
そして、滞りなく終了となります。
この後、
「勉強会の打ち上げ」
があるとの事…“探偵達の宴”はこれからです。
次回に続きます。
読んで下さりありがとうございました。
つなぐ
☆個人セッション再開しました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。