第28回 仕事の思い出【探偵編⑧「いざ現場へ!Part2」】
最強寒波でぐっと寒くなってまいりました。
体調崩さないようしっかり保温に努めております
つなぐ です(^_^;)
前回は、
”僕の探偵デビュー”となった初仕事(浮気調査)について書きました↓
20年以上前の話なんですが、結構覚えているもんですね。。
フゥ、、
あれからの月日を思うと、本当に色々ありました…
今も生きて、こうしてブログを書いているのが不思議なくらいです(^_^;)
スピリチュアル的には、
”このような人生”を選んできたとも言えるのでしょう。
しかし、自分の人生・運命を呪ったことも何度もありました…
ただ、
今こうしてブログを楽しみながら書かせてもらっていることを考えると、
人とのめぐり合わせ、自身の境遇、運命に感謝したい気持ちになっています。
おっと、つい感傷的になってしましましたね(^_^;)
ではそろそろ、次の現場の話に行ってみたいと思います。
探偵デビューを果たした僕でしたが(まだまだヒヨッコです^^;)
そうこうしている内に、ある依頼が我が探偵の師匠Y先生から入ってきました。
↓でも書いたように
Y先生は老舗の探偵社を運営しており、大阪でも名の通った探偵ですので依頼も多く、
その内の何件かを手伝うことが結構あります。
今回も「浮気調査」でした(^_^;)
やはり”依頼の大半を占める”と言われるだけあります。
しかし、今回の調査は少し大掛かりでした。
チーム編成で行うとのことで、そのメンバーは…
↓でも登場した
僕と探偵学校同期・工務店の小此木さん
そして、こちらは初顔合わせの
元プロボクサーの郷田さん
元フランス外人部隊の杉野さん
そして、元警察官の私・つなぐ の
計四名の”濃いメンバー”でした(^_^;)
(いずれもY先生の探偵学校卒業生です)
それにしてもY先生の元に集まる面々は個性的な人が多いですね。
(でも、一番濃いのはやっぱりY先生なのですが…^^;)
初顔合わせのお二人は、もうかなり現場経験を踏んでおられるようで、
終始落ち着いています。
元ボクサーの郷田さんとは僕が学生時代、空手道部だったことから意気投合、
合間に色々話しました。
パンチの撃ち方について僕が質問したら
「つなぐさん、パンチ力はある程度までは練習で身に着くけど、それ以上はやっぱり生まれ持ったセンスだよ」
と言っていたのが妙に印象に残っています。
そして、
謎多き元フランス外人部隊の杉野さん…外人部隊⁉ですよ(^^;、、
見た目は細身の普通の青年です…とてもそんなふうには見えない人…
(今でもちょっと信じられないんですが^^;)
やはり外人部隊ってどんなところか気になりますよね。
(映画でしか聞いたことないですし…)
ので、聞いてみたんです。どんなところですか?って
「いや〜、別に普通ですよ、色んな国から色んな奴が来てて…」
「普段は走ったりしてました…」
…と、あっさり言うのです。
なんか、もうそれ以上聞くのをやめました
(^_^;)
そう言えば警察時代、、
僕はSAT(警察内部の特殊部隊)に推薦されたのですが、その際元SATの教官から面接を
受けました。
当時(20年以上前)はSATも今のようにTVドラマにちょくちょく出てくるような時代ではなく、
非公開部隊のような存在でした。
警察部内でさえ秘密のベールに包まれており、”畏怖の対象”だったんです。
(因みに警察内ではSATという呼称は殆ど使われず”ゼロ中”と呼ばれていました)
そして、
僕が面接を受けた元SATの教官も見た目細身の”普通のおっさん”でした。
でも…
目が笑っていない(^^;) 独特の雰囲気だったんですね。
その雰囲気を杉野さんにも少し感じた僕は…詮索はやめました(^_^;)
(人を見た目だけで判断してはいけませんね)
そんなメンバーで今回の調査は開始されたのです。。
対象者(ターゲット)は40代の男性です。依頼主はやはり奥様でした。
”事業がどんどん成功して来ている旦那さん、、
ココ数年羽振りがよくなってきた事と比例して、何やら様子がおかしく女性の影を感じる”
とのことでした。
(こんな時の女性の勘はよく当たると言いますね)
ターゲットは高級な大型バンに乗り、かなりアクティブに走り回る人なので、
尾行も見失う恐れがあるため、このメンバーが揃えられたようです。
小此木さんはバイク、他三名は車に乗っての尾行体制です。
今回はかなり念を入れての調査で、先ずはターゲットの車に追跡用のGPS発信器を
取り付けるとのことでした。
えっ、そんな事して大丈夫⁉
と一瞬思いましたが、もうこの業界に片足突っ込んでましたので
「やるしかない!」
と取り付け役は僕が買って出たのでした^^;)
人の車に勝手に発信器を付ける…
冷静に考えて結構ヤバイことですよね。
(今も探偵業界でこの様な事をしているのでしょうか?)
しかし、その当時の自分は“郷に入っては郷に従え”とばかりにいくしかありませんでした。
よし!
発信器をつけるぞ!!
と、今回はこの辺りで、、次回に続きます。
ありがとうございました。
つなぐ
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