『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第9回 僕のスピリチュアルな冒険③〜本物!の『催眠療法』を受けた思い出〜【完結編】






前回、

〔〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜 後編〕


銘打ち、終わると思いきや書ききれず、今回、完結編としています。


アニメ「進撃の巨人」のようなことをしている つなぐ です(^_^;)



さて、

前回の最強の催眠療法士・W先生との初めての面談を終えた僕。

話をそこからから再開したいと思います。




その催眠体験に驚きつつも、二週間後の集団療法を待つことになりました。

集団療法…複数のヒトたちと一緒に行う…

どんな感じか、その時の僕には想像すらつきませんでした。


そして、

帰りに渡されたW先生オリジナルのCD…

次の集団療法までに、より体の緊張を解くために毎日聴くようにと渡されたものです。


この二週間は調子は良くなく、自律神経が失調していたのでしょう、手足の汗が本当に酷く常にビシャビシャと表現したくなるほど湿っていました。

その中で寝ながら、先生のCDを聴いていました。

先生の声で、ユッタリした呼吸を促す誘導をしてくれます…


それを苦しい中毎日聴いて、ようやく集団療法の当日がやって来たのでした。。



今回は何とか1人でW先生の事務所まで辿り着いた僕。

(前回は1人では無理で妹が付き添い)



事務所に入ると、予想以上に人がいます。


先生が、緊張している僕を察したのか、


「あと、もう二、三人来るから」

「彼は海外から来てるんや!」

「彼は九州から来てる、お坊さんや」

……


と、相変わらず“ざっくばらん”に何人かを紹介してくれました。

(W先生のスケールの広さがわかります)


男女合わせてざっと15~16人はいるだろうか…


もう、何度も来て顔馴染みなのか、親しげにお喋りしている人達も見受けられます。


全員が集まり、最初は先生の雑談から始まりました。


「この前、東京で集団でやったらドンドン催眠状態になったわ」

「自分流な呼吸法を作って、一人で催眠状態に入った子もおって驚いた」

 

等々


大勢の前でも慣れた様に、皆を相手にざっくばらんな空気の中で話す先生。


僕は、慣れない場所と大勢の初対面の人達の中で、緊張していました。

でも何とか居れたのもW先生の醸し出すこの雰囲気がそうさせたのでしょうね…



そして、いよいよ催眠の実演・実践をすることになります!


まず、

先生に選ばれた人が1人前に出て、先生が催眠をかけます。


かけられる人(Aさんとします)は促され、立ったまま呼吸法をやり出しました。


「彼はだいぶ呼吸法が出来るようになっている」

と先生が言います。


(なるほど、“息の吐き出し方”に迫力があります)


そして、「もういいよ」と先生がAさんにスッと近づきます。

首を支えつつ、顔を手で覆ったその瞬間!

立位の彼が、バタンと気絶するかのように倒れました。


先生は体を支えながら、Aさんを横たわらせています。


そう!前回僕もなった状態です!

ただこの後は気を失っていたので、その後の事は分からなかったので、それを今回は見ることができます!


完全に意識を失ったように横たわっている

Aさん…


先生が、皆に

「今から暗示を入れるから」

「彼は僕が手を上げる合図をすると、僕に缶コーヒーを買いに行きたくなるよ」

「だから彼が目を覚ました後は皆んな知らんふりして合わせといてな」


というのです。


そして、寝ているAさんの耳元で何やら囁いていました。


その後、

先生がAさんを起こし、目を覚まさせます。

(この間1分少々)


夢うつつのAさんに「気持ちええやろう?」と言いながら

彼を起こし、皆に何事もなかったかのように、こんな感じで

催眠に入るんだよ~と、色々説明しています。。


Aさんもスッカリ目を覚まし

普通に皆と一緒になって話を聴いているのでした。


(皆、固唾をのんで、いつ先生が合図をするのかを密かに待っています…)

その時、合図である手を上げました。


するとどうでしょう、Aさんが何やらモゾモゾ仕出しました。


そして最後には、先生が説明中にも関わらず、

急に立ち上がり、それこそダァーと事務所から駆け出して行ったのです!


2分ほどしてAさんが慌ただしく戻ってきました。


一目散に手にした缶コーヒーを先生の前に差出し「どうぞ!」

と言わんばかりに置いたのです…!


先生が笑いながら

「おい、A。何やってるんやぁ


とからかうように言うと、


Aさんは困りながら

「いえ、わからないんですが…どうにも」


とシドロモドロになっているところへ、先生が種明かしをしました。


どうして自分が缶コーヒーを買いたくなったのか、

ようやく理解したAさんでしたが、その場の空気に関係なく行動を

起こさせるW先生の強烈な暗示に、驚きと“恐ろしさ”すら感じた僕でした…



その後は皆で集団療法が始まります。


皆思い思いの場所に座り、呼吸法を一心不乱にやり始めます!

(一歩間違えば怪しい集団にも見えますね)


そして、

皆一緒にやることで相乗効果も生まれ集中力が高まるようです。


先生が見廻って、アドバイスしたり、行けると思った人はその場で催眠状態

にしている人もいたりと…


そんな“道場”のような雰囲気に、身も心も弱々しくなっていた当時の自分は、

圧倒されつつも、皆につられて一生懸命、呼吸法を練習していました。

(僕も催眠状態にしてもらって、少しでも楽になりたかったのですが、その時は回ってきませんでした)


そんな感じで前半の部が終わり暫く休憩となりました。


他の人は皆ケロッとして、参加者同士で自分の病状なんかを談笑するかの如く

話しているのに、僕はその場にいる事も苦痛で誰とも話せず、そのフリーな時間をもてあましていました。


「この中で俺が一番重症だ…」


こんな考えもよぎっていましたね。。


それを見越したのか、他の人と雑談中だったW先生が僕に声を掛けてくれたのですが、

しんどくて半泣き状態の僕でした。


「つなぐ~、泣くなぁ~」と悲しげに呟いた先生を今でも思い出します…




そんなこんなで、後半が始まりました。



前半と同じく実演からのスタートです!


また一人の方が選ばれて前に出ました。

(Bさんとします。海外から参加!)


いつも通り、立ったまま呼吸法から始まります…


しかし、このBさん!

呼吸法の迫力が段違いなのです!!


先生が、

「さすが海外から来てるくらいやから、練度が違うやろう!」

「コレくらいの呼吸ができたら、潜在意識の奥の奥まで行けるんや」


そして、先生がいつものように近づき催眠状態にするのですが、

その時、もう一人補助する人を頼んだのです。


なんでも、、

Bさんくらいの人は一瞬で深い催眠状態になり、全身の力もソレこそ一瞬で抜けるため

倒れるのも瞬時で危ないからだそうです。


(本当に瞬時で脱力して骨抜き状態のようになっていました!)


その

催眠状態になったBさんに、前半のAさんの時とは違い、

今度は先生が言葉で操る様に彼を立たせます。


そして、Bさんへ「グルグル回るように」と命令しました。


Bさんは目をつむったままその場でグルグル回り始めます。


先生が「もっと早く」「もっと早く!」

と言うたびに、その回転スピードはドンドン上がり、

最後にはもう狂ったように回っています!!

(もうそれは、手をふすまや壁にぶつかっても止めることなく、完全な操り人形でした)


ぶつかったのを見て、先生が回るのをストップさせたのですが、

見てたこっちが引くくらい狂しい程の回転でした!

(TVでもこんなの見たことない…)


目を覚ましてもらったBさん。すっかり普通の人に戻っています。


先生が解説を加えます。

「彼のように呼吸法がしっかりできるようになると、暗示が奥深くにも入るようになる」

「今度、B用に暗示を作って入れような!」

と話していました。


そして引き続き、

せっかく海外から来てるので、もう一度Bさんに催眠を掛けることに。。



すると、今度は僕が支える補助を頼まれたのです!


先程の脱力スピードを見ていたので、戸惑いながらも

「シッカリ支えないと怪我させては大変」と真剣に補助に付きました。


Bさんが呼吸法をします…先程よりも断然早く先生が顔に手を添え催眠状態に…

(2度目だから掛かりやすいのか?)…

瞬間に気絶するBさん…

受け止める僕…


今度はそのまま寝かすように先生の指示…


すると、催眠状態のBさんが「う〜ん」と呻きながら、

エビの様に体を硬直させています!


先生が言うには、

今、Bさんは潜在意識の世界での緊張を表現しているとのことでした。。


1分位して、落ち着いたところを見計らい目を覚まさせます。

気持ちよさそうにBさんは目覚めているようでした。。

(コレが前回で書いた「潜在意識の深い所までいければ何十倍もの気持ち良さを体験する」

と言う事なのでしょうか)


ぼお〜とそんな状況を見ている僕に先生が、


「次、つなぐ(僕)やってみようか!」


エッ、と驚く僕でしたが先生に促されると、もう“まな板の上の鯉”状態でした。


(もうやるしかない!と)

皆の前でまだまだ下手な呼吸法を必死でやりました。


頃合いを見計らって、近づいてきた先生…の手が

僕の首と顔を覆ったと思った瞬間!


気を失いました。。。

………

……


でもこの二度目の催眠体験は今でもハッキリと

覚えているのです!


(そう、僕は河川敷の土手に立ってる)

(3年B組金八先生のオープニングに出てくるような土手)

(でもその風景は夕日の影響なのか、土手の草、空に至るまで全部黄金色だった!)

(それを立って只々眺めている僕…バックには何故かスピッツの「正夢」がかかっている…)

(3時間程そこに只々立ち尽くし風景を眺めていた)

(んっ、あれ?ふわっとしてきたぞ…何か引き戻されるような…)

(眠っていたのか?目覚める!…?)


「う〜ん」と声を出しながら全身力んでいる自分がわかります。


「家で寝ていて起きたんだなぁ」と思いつつ目が段々と覚め、


「あっ」と、

ここがW先生の事務所で、催眠に掛かっていたんだった!

と徐々に我に帰ったのです。


まさに“夢か現(うつつ)か”状態でした。。


皆の前で、“寝転びながら声を上げ、体を硬直させていた”のを皆に見られ、


「恥ずかしいな」と思いながらも、

まだココに居るのが信じられなかった僕だったのです。


前回は1時間、今回は3時間位の時間経過感がありました!

(実際に眠っていたなのは1分程でしょう)


そして、目覚めた後は心も軽くなっていたのです。


先生が

「潜在意識下の緊張がだいぶ出とったわ」と言いました。


そして、一息おいた後、

また呼吸法実践の集団療法が始まりました。



潜在意識の世界に行き、

「その風景までもハッキリと見え」

その効果を実感した僕は、更に呼吸法の練習にも力が

入ったのです。


そして、

そんな感じで後半も終わり、その日は終了となりました。




ここからイッキに結末へ向かいますね。



(このような集団療法を後一回参加したかどうかは、記憶が定かではないのですが)


この集団療法後、

結果的に僕はW先生の催眠療法を断念する事になります。


その理由は、、


催眠療法後は確かに楽になります。


そして、

W先生の催眠療法は間違いなく「本物」でした。


しかし当時の僕は弱りすぎていたのでしょう。


深い催眠に入るための呼吸法を習得するハードルが

あまりにも高く、気の遠い作業に感じてしまったのです。


その日の集団療法後、家に帰って布団にもぐっていると


「もう続けられない!」


と言う思いで一杯になり、

同仕様もなくなってW先生に辞める旨を伝える電話をしていました。


先生は「今から、またココへ来られるか?」


と言われたので、重い足取りで再び事務所に向かったのです。




夜になり、もう誰もいなくなった事務所を尋ねると、

ラフな部屋着の先生が出迎えてくれました。


そして

改めて、どうしても無理な旨を伝えると、


先生は「皆んな頑張ってるんやけどなぁ…」


と残念そうな声で仰った。


先生はひつこく引き止めることはありませんでした。

(僕の悲壮な決意を分かってくれていたのでしょう)


そして僕に


「つなぐ~ 本当は返金しないんやけど、、」

「今までの分で十万だけはもらうはなぁ」


と言って、封筒を僕の方に手渡してくれたんです。

(残りの30万でした…)


ホームページや最初の説明でもしっかり告知してあった

“40万一括前払い・返金不可”でしたので殆ど諦めていました。


余りにも早い離脱者であった僕に、

さっき電話した後、先生がお金を用意してくれていたのです。

 

そんな先生の優しさに申し訳ない気持ちで一杯になりました。


帰り際、


「つなぐ、色々あるけどお前も頑張れよ~」


と送り出してくれました。。。



なんだか、切ない気持ちと抑うつ感で一杯の僕は

冬の寒空を一人重い足取りで帰るのでした。。


この後も暫く、

うつの地獄は更に続き、あるヒーラーとの出会いで救われるのですが

それはまた別の機会に…



W先生は今も日本中、いえ世界を股に掛け活躍しているのでしょうか…

たまにそんな事を考えています。。




と、

最後は何だかしんみりしてしまいましたが、

ようやく『世界一?!の催眠療法を受けた思い出』を完結することができました(^_^;)


本当にすごい体験でした。

あの“潜在意識世界の風景”は今でも鮮明に覚えているんです。


実はその数年後、

あの「黄金風景」とそっくりの場所を見ることになります。

あの催眠で見たヴィジョンは何か僕の未来を暗示していたのでしょうか?


今となっては分かりません(^_^;)



夏バテなのか、また燃え尽きました。


今回はこの辺で。



ありがとうございました。



         つなぐ







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☆僕が思う「うつ病の全て」をココに書きました。


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第10回 生まれる意味って?【死んだらどうなる編】

生きる意味って?


何でこの世に生まれてくるの?


皆さんも一度は考えた事があるのではないでしょうか?…



改めまして、こんにちは。


前回、『世界一?!の催眠療法』三部作(大げさ)


第7回 僕のスピリチュアルな冒険①〜世界一?!の「催眠療法」を受けた思い出〜

 

第8回 僕のスピリチュアルな冒険②〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【後編】


第9回 僕のスピリチュアルな冒険③〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【完結編】


を書き終え、スッカリ油断していた つなぐ です(^_^;)


また番外編の『警察学校青春日記』の続きを

書こうかと思ったのですが、気が変わりました。


今回は


人はなぜ、


『この世に生まれ、生きるのか?』


について個人的に思っている事を書きます。

(あくまで“個人的に”です)





本当に昔はこのような事ばかり考えていましたね。。



何故、この世に生まれ生きるのか…


スピリチュアル的な教えではそれにどう答えてくれるのか?


そんな疑問から色々な書物、ネットでの発信等を調べました。



曰く、それは


魂の修行、進化、学習、トレーニングのため… 

カルマ(業)の解消のため…

肉体をもっての体験をするため…


いやいや、

そもそも生きる意味なんてモノは無い…


等々


色々な見解があるんですね。



僕は今では、どれも間違いではないんじゃないかと思っています


この事に限っては、

人によって、

そして人生に於ける“時期”によって、

自分にとって都合のイイ事を信じれば良いのではないかと思っているんです


そして僕も、

上に書いたような事を、その時の自分に合わせて信じてきたようです。


そのような事を踏まえて、今の自分が直感的に「こうではないか」

と最も強く感じているのは、、


人がこの世に生まれて来る理由とは…


「自分(全体を)を癒やすために来た」


のではないかと思っているんです。。



どういうことか説明してみますね。


「癒やす」なんて書くと、

「じゃあ、自分にとって気持ちのいい事ばかり起きないとおかしいのでは?」

と思いますよね。


そうです、僕もそう思います…

でもソレは三次元レベル、肉体レベルの癒やしのようです。


というよりもココで言っているのは


「魂のレベル」での癒やし


ということなんです。


ここで一気にスケールがデカくなります(笑)


スピリチュアルでは肉体は乗り物で、その本体は魂(エネルギー体と言ってもイイ)とされています。


そして肉体の死(寿命)を迎えると、その本体である魂は肉体を離れエネルギー体だけになります。

(このエネルギー体も何層にも分かれているようですが、ここではややこしいので割愛します)


そして、「あの世」に旅立ちます。


※ここで、いわゆる“成仏できない人”も出て来てしまいます。

(この世に歪んだ未練、執着があったり、間違った宗教の教えによって「死んだら、お墓や仏壇に入る」と強く信じて亡くなられる等でさ迷うようです)



☆そしてココから先は、色々な人が、色々な研究をして、色々なデータや説を唱えています


あの世←これも幾つかの次元があるようですが、ややこしいので今回は死んだ後の世界を総称して「あの世」と書きますね。


もちろん、あの世を旅してきて、この世の誰にでも見られるよう映像で残したというような証拠はないようです…

ですから研究者の人達は、

・あの世を見てきた人達からの話を聞く、

・“あの世の存在”からの通信(メッセージ)を聞く


・又は自分自身が見てきた事を書くわけです。


ですから、

誰にでもわかる形で示すのは現時点では不可能のようですので、ある程度の信頼の置ける人からの発信(TV、ラジオ、本、ネット等)を信じるしかありません。


(なので、どうしても「信じるか信じないかはあなた次第」の世界になるんですが…)


僕も元来疑い深いほうなので、結構色々な人の発信を見ては来ました。


その中でも第一回でも書いた故・山村幸夫さんの影響は大きいですね。


山村幸夫さんのあの世の話は基本的には、霊界の高次霊からの通信、そして、ナントご自身もしょっちゅう行っていたようです。


山村さんは、その著書で

「霊界(あの世)は本当に素晴らしい所です」

と書いています。

そして、あの世について誰にでも、そして映像的にもわかり易いモノとして言及されていて記憶に残った箇所は、、


霊界の様子は、丹波哲郎さんの作った


映画「大霊界」


大体あれで合っていると仰っている所です。

(ご興味ある方は探してみて下さい。僕は子供の頃、TV放送があって見ました!)


あの世にもこの世と同じ様な世界があって、そこは念じると何でも現れたりと、まさに天国のように描かれていたと思います。


丹波哲郎さんと言えば、Gメン75や映画007への出演、数々の映画、ドラマに出演した超一流の役者として知られています。


またその破天荒なキャラクターも有名で、台本を全然覚えて来ないのに本番はバシッと極める逸話がTVでも言われていましたね。


後年は、「霊界の宣伝マン」として、その強烈な個性とユーモアでメディアで発信、映画を作るなど世間に「大霊界ブーム」が起きました。


余談ですが、

僕の初期のスピリチュアルに影響を与えた江原啓之さんが本で書いていた話があります。

生前の丹波さんと親交があった江原さんは、丹波さんのお通夜に参列したとき、ずっとうつ向いて体を打ち震わせていたそうです。

皆は“感極まって泣いている”と思っていたらしいのですが…

でも実は江原さん!笑いを堪えていたんだそうです。


お棺の前で「安らかにお眠りください」と拝んでいる参列者を前に、棺の上に座った霊体の丹波さんが「俺は眠ってなんかいないぞ、ここにいる」と、ニコやかにこちらを見て言っているのが可笑しくてたまらなかったそうです。


丹波さんは死んで霊体になったあと、霊界に行き先立たれた奥様にあってきた後、少しコチラに戻って来られたようですね。


人は死んだ後、大切だった人達が迎えに来てくれる話はよく聞きますし、山村さんも必ずまた再会出来ると著書に書かれています。


(素敵な話です。本当なら死ぬのがちょっぴり怖くなくなりますね^^;)



また、少し違ったあの世の話では、生まれ変わりの研究で有名な経営者 森田 健さんがいます。

森田さんは中国にある「生まれ変わりの村」と呼んでいる地域に取材し、死後の世界や生まれ変わりについて、本を出されたり、映画を制作したりもしている方です。


そしてその特徴的な取材スタイルは「体当たり」なのです。

まさに、自分自身の体を張って情報を集めます。

生まれ変わりの研究以外にも、心霊手術を検証するために自分の体にわざと異物を入れてソレを取ってもらおうとしたり、アメリカの幽体離脱が体験できることで有名なモンロー研究所に滞在し幽体離脱に成功し、あの世を旅したりと、世の中の不思議現象を探究する、とにかく面白くて体当たりな人なんです。


その森田さんが「生まれ変わりの村」と呼ぶ地域では、前世の記憶やその間のあの世での記憶を持ったままの人が、何故か集中して住んでいるのです。

そこへ何年にも渡って多くの人に自分で取材を行い、その話をまとめ本として発表し続けています。


そこから分かってきたことは…


死んだら、この世とそれ程変わらないような所で普通に生活していたり…

(働いても働かなくても、食べても食べなくてもいいようです)

死んですぐに生まれ変わる人、あの世で数十年いて生まれ変わる人がいるなど…


またカルマなども無く、

この世で犯した罪業をあの世で裁かれることもない…

ただ、前世で悪逆非道の人生を送った記憶持っている人に聞くと

「もうあんな事は二度としたくない」と裁きは無くとも、ちゃんと悔い改めているそうです。


こんな感じで、

実になんとも淡々としてあの世の取材データが示されています。


また、


「生まれ変わりの村」の人達は、スピリチュアルでよく聞かれる、あの世での滞在期間よりも、かなり早くこの世に生まれ変わっているようです…


そしてここでは、


「先にあの世に旅立った人が迎えに来てくれる」等の素敵な話は出て来なかったと記憶してます。



このように、

大筋に於いては「あの世」についての話は似ているんですが、細かいところでは違ったりもしています。


「生まれ変わりの村」に住む人達は特殊な経験をするために集まった魂なのかも知れませんね。

(“この世の人達に生まれ変わりを伝える為”とか)


山村さんも言っていますが、あの世は想念の世界なので、1つの絶対的な場所があるのではなく、色々な世界があると言うことなのでしょうか?


死んでないので分かりませんね(汗)

この世で生きている僕達には計り知れない世界なのでしょう。。


いずれにせよ、

「あの世」はなかなか良い所のようです(^^)



と、今回はこの辺にしておきます。


次回は本題である

【この世に生きる意味編】


を書いて締めくくる予定です。


ありがとうございました。


        つなぐ







☆僕の思う「うつ病の全て」をここに書きました。


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第8回 僕のスピリチュアルな冒険②〜本物!の『催眠療法』を受けた思い出〜【後編】

最近疲れが溜まって集中力がなくなっているのか、

一気にブログが書けなくなっている つなぐ です(^_^;)


早速、

前回↓からの続きからお話しましょう。

(初めての方は良ければ前編からどうぞ↑)



うつ病の地獄から楽になりたい一心で、

ネットで見つけた凄腕の催眠療法士、W先生の事務所へ

(心配で付いてきてくれた)妹と何とか辿り着いた所から

話を再開しますね。。








その事務所のインターホンを押すと、中から先生が出迎えてくれました。


スーツにノーネクタイのYシャツ姿でしたが、

2ヶ月前の電話の印象通り、“ざっくばらんなオッチャン”といった親しみを感じる

雰囲気でした。


それまで、

「どんな人なんやろ…」


と不安と緊張で一杯だったのですが、

対面した瞬間に一気に緊張が解けていたんです。

そんな雰囲気を醸し出す人でした。



妹と共に部屋に通され、まず僕の今までの経緯などを丁寧に聴いてくれました。

そのやり取りの中、僕の緊張感は安心感に変わっていったようです。


次に先生は自分のやっていることはどういうモノなのかを

絵を書いたりしながら、わかり易く説明してくれました。


なんでも、、

巷によくある普通の催眠では、人間の潜在意識(その人の心の奥底。普段は意識していなかったり、忘れている)

の極々浅いところまでしか行けていないそうです。


しかし、

W先生は独自に開発した方法で、潜在意識の奥底にまで行けるのだとか。

そして、重度のうつ病や各種精神疾患の原因になっている様な

心のモツレも、その深さ位にある、、

だからこそ、

そこまで行けるメソッドでないと、対応できないんだとか…


先生は

「マイケル・ジャクソン位の重症の人でもコレで対応できるよ」

「世界のVIPで病んでいる人は大勢いる、いずれ彼ら専用のコースを作ろうかとも考えてる」

と話していました。


当時の僕は

「マイケル・ジャクソンてそんなに病んでるの?」

「世界…スケールのデカい先生だな」


と漠然と思っただけでしたが、

マイケルのその後を知った今では、そうだったのかなぁと思ったりもします…



一連のカウンセリングが終わる頃には、妹も安心したようです。

実際の施術に入る段になり、ここからは二人の方が良いと帰ったのでした。



いよいよ催眠療法が始まります!


僕は「催眠」のイメージから、ただベッドに横になって穏やかに気持ちよく

受けるモノと思っていましたが、更に先生の説明を聴くと、どうやら少し

違うようでした。


第一に、

その深い催眠状態に入るには、自分の体の緊張を解かなければいけない

との事。


まず僕の体→背中の緊張や頭の緊張具合を触って確かめられ、

「凄い緊張してるなぁ

と先生…


そして、その緊張を和らげるため、背中に指圧をしてくれたり、

頭部に棒灸(線香の束みたいなものに火をつけて肌に近づけて温める)をしてくれました。


僕は元々治療家(柔道整復師)でしたので、こういった行為に対しては免疫があります。


催眠療法のイメージと違うこれらの行為でしたが、その技術は的確でした。

(久しぶりに、肉体的な治療行為を受けたので、何だか気持ちよかったのを覚えています)


そして更に、催眠に入る準備として特殊な呼吸法を指導され、それを座ってやることに。


かなり過呼吸気味になり、長期間の療養生活で劇的に体力が落ちていた僕には

段々と苦しくなって来たので、


「先生、もう苦しい〜」


と思わず蚊の鳴くような声で言ってしまいました。


すると先生が


「もう、ええやろう」


と、僕の首を支え、顔を覆うようにした次の瞬間でした!


僕の意識は無くなったのです!



(この間どう表現していいのか分からない)


………

……


1時間ほど経ったのでしょうか…

次に目が覚めた時、

座っていたはずの僕は横たわっており、

傍らには先生がいました。


「やはり、かなりの緊張があるなぁ」

「体に凄い抵抗があったわ!」


と言うのです。


そして驚くことに、

僕が気を失っていたのは僅か1分ちょっとだったと言うのです!


1時間ぐらいの時間経過の感覚がありました。

そして不思議なことに少し気分が軽くなっていました。


先生にその事を尋ねると、


「今、つなぐ(僕)は潜在意識の世界に行っていたんや」

「まだ、体に抵抗があるから、それ程深いところには行ってない」

「もっと深いところに行けるようになると、もっと時間経過感が伸びるし、気持ちよさも数十倍になるよ」


と答えてくれました。




そして、その日はそれで催眠療法は終了ということになりました。


最後に、

これからの治療についての説明があり、

次回は今日の様な個人ではなく、二週間後に集団療法をやるから来るように促される。


ホームページでも書いてあった集団療法…


「えっ、もうするの…」と動揺していると、


先生は、

「色々な人が来てるよ!海外から来る人もいるわ」

と、そのスケールの広さは止まりません…



先生が言うには、

次の段階は集団でやったほうが、早く効果が出やすくなるとの事でした。


「その後、緊張が取れ潜在意識の深い所まで行けるようになったら、

つなぐ用に暗示※を作って入れたりするので、また個人でやるから」と、先生。


※暗示…潜在意識下に覚え込ませる観念・思い込みのようなものと思います。


(ただW先生の暗示は、そんじょそこらの暗示とはレベルが違い、潜在意識の深い所に入るので超強力との事。

精神疾患の原因を作っているような観念も吹き飛ばしてしまうくらい…)



最後の最後に、

やはり“大金を一括で支払った”不安もあり、いつまで治療してもらえるのか聞いてみたんですね。


「心配せんでも、ちゃんといいようにするから」と先生。


先生の人柄なのか、僕もそれでなんだか納得してしまったんです。

(この時の僕は、詐欺なら簡単に引っかかってしまいそうですね^_^;)


帰り際、

次の集団療法までに聞いておくようにと、より緊張を解くための

W先生オリジナルのCDを渡され、家路についたのでした…



人生初の催眠体験と、短時間とはいえ少し気分が軽くなった事で

とにかくやってみようという気になった僕でした。。


二週間後の集団療法…

一体どんな事が待ち受けているのやら…



と、今回はここまでにさせてください(^_^;)


すいません!今回で書ききる予定でしたが、やはり夏バテのようです。


この後、

W先生の凄さ、集団療法での驚くべき体験や、この催眠療法の結末やいかに…という所になります。


次回こそ『世界一?!の催眠療法』の完結編です!

第9回 僕のスピリチュアルな冒険③〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【完結編】 



ありがとうございました。


        つなぐ




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