『スピリチュアルなんかぶっ飛ばせ』

スピリチュアルを否定するブログではありません(^^)  25年以上この世界を見てきた僕の思うがままを書きます。夢物語ばかりの“えせスピリチュアル”はふっ飛ばしていく姿勢です。

第37回 僕のスピリチュアルな冒険⑧「救い…ヒーラーMさん」【中編】

早速前回の続きです

初めての方はぜひ【前編】からどうぞ↓





「うつ病地獄の日々からなんとか楽になりたい」


という思いが天に通じたのか  本当に“フッと”頭をよぎり思い出した

ヒーラーMさんのこと…

(どうしてあの時   ふいに思い出したのか…今もわかりませんが

本当に神様からの助け舟だったのかも知れませんね。。)


数年ぶりにもかかわらず

 すんなり電話が繋がって藁をもすがる気持ちで助けを請いました


そして 

忙しい中  僕のヒーリングを引き受けてくださったのです

 一ヶ月後に予約が取れ

一日千秋の思いでその日を待ち ようやくヒーリング当日がやってきたのでした。。


では 前回からの続き いきます





当日

ヒーラーのMさん宅へ電車を乗り継いで行きます 

本当に久しぶりの電車に加え  かなり混雑する沿線を もうろうとしながら 

やっとこさ最寄りの駅に到着した時には 相当な疲労でした

(うつ病になると電車に乗る事や 人混みすらも本当に辛いのです)



ようやく Mさんのマンションに到着 

インターホーンを鳴らします


ピーンポーン…


扉が開き  久々のMさんです!


「お久しぶりです~来て下さってありがとう~」


 と 笑顔で出迎えてくれました

(本当にこの時 彼女が救世主に見えたんです)


奥の部屋へ

やわらかな中白色の照明に ほんのり照らされたリビングに通されます

 テーブルにつき

差し出されたお茶を飲んで一息…久々の再開の挨拶も程々に早速本題に入ります

(遊びに来たのではないのです^^;)



ココでもう一度Mさんについて整理しておきます


当時の僕は 治療家(接骨院)として研鑽を積むため 色々な勉強会に出ていました

その中のキネシオロジー(※)という講習会で知り合ったのがMさんでした

[※米国で開発された潜在意識からのメッセージを筋肉の反応を使って得る手法]


しばらくの間 一緒に研鑽を積み交流が続いたのですが

徐々に疎遠になっていったんですね…


その後

彼女は更にスピリチュアル系のヒーリングを色々と勉強していったようです

今では(当時) 特に”シータヒーリング”という技法の創始者に米国で直接師事し 

シータヒーリングを教える許可をもらう程になっていました

(日本各地で教えているため 大変忙しいようでした)


今回はそのシータヒーリング(以下シータ)

を用い僕のヒーリングをしてくれるようです。。

(シータヒーリングの体験記とも云えます)



Mさん→『つなぐさん(僕のこと) うつ病と聞いてますが 今どんな様子?』


僕 →「医師によって うつ病と言われたり 躁うつ病と言われたり…」

「今は躁うつ病ということで薬を処方してもらってます」


『分かりました 大丈夫 シータは躁うつ病も対応できます』

『とにかく 今の苦しみ 病気の原因を探ってみましょう』


「はい お願いします」

(この時 僕は疲弊してるので蚊の鳴くような声で受け答えしてます^^;)


ここから

シータ独特の「原因の探索」が始まります


例えば

その苦しみの原因が…


・今までの人生の出来事にあるのか?

   (例えばトラウマなど)


・先祖から受け継いできた因子にあるのか?

   (一族に引き継がれてきた観念など)


更には

・過去世にあるのか?(前世のこと)


など…


 僕の体にキネシオロジーで聴いていくのです


『指で輪っかを作ってね   私が開こうとするから こらえてね』


「はい」

(これは”O-リング”と言う キネシオロジーの検査法の一種で 例えば 潜在意識からの

答えがYESなら輪っかを維持できる NOならフニャっと開いてしまいます)


するとMさんは僕に向かって言葉を投げかけ その都度僕の指を開こうとします

そして ある言葉の時  僕の指はガチッと開かなくなりました(反応があった!)


そして

何やら目を閉じ 感じているMさん…


『つなぐさんの今の状態  先祖から続く信念… 

 特に受け継いできた“頑固一徹”な部分が関係してるようねぇ』

(これは遺伝子レベルで受け継いで来ているとのことです^^;)


シータヒーラーは この時 同時に

自分の頭の中にクライアントに関する色々なイメージが浮かび上がるそうです!?

(それも合わせて話してくれています)


次に”頑固一徹な所”を解放する作業に移ります


この「解放の仕方」が これがまた シータ独特の部分で

ヒーラーが特殊な瞑想状態に瞬間的に入り「自身の脳波をシータ波」にする事で

 傍らに居る僕までも影響を受けてシータ波になり その囚われが開放されるようです^^;)

※シータ波は深い瞑想状態に入った時(いわゆる”無の状態”)の脳波


こんな感じで


カウンセリング

原因の探索

囚われた心・観念の特定

開放


と言った流れが何回も続き 

苦しみの要因を見つけては ”解放”していくのです


そして カウンセリング中でもMさんは時より“ハッと”する事を言うんですね


接骨院の事について聞かれた時 など

「接骨院を成功させるために頑張ってました」

と僕が述べると


『成功する為に接骨院をやってたんですか?』


と云うのです…


成功する為に決まってるやん、、

なんでこんな当たり前のこと聞くの?

と一瞬思ったのですが ハッとして


「いえ 僕は困ってる人に喜んで貰うために治療家になったんです」


と思わず答えてたんですね…

(僕はいつの間にか優先順位がおかしくなっていたようです…)



更に 少し間が空いた沈黙の後 …唐突にMさんが言いました


『何か最近 ”怖いっ〜”て思ってない?』


…驚きました!


最近 とにかく何に対しても怖がってしまう状態で

特にテレビOFF時の暗い画面を観ただけでも恐怖感が湧くほどだったからです

(うつ病の症状と思っていまいた…)


 『今 つなぐさんの前世イメージが見えたんです』

『その時代のつなぐさんは どこかの国の最前線の兵士で 本当に悲惨な戦場にいたの』

『物凄い恐怖の中 泥水にまみれながら… 』

『その時の根底にある恐怖が今 出てきているみたい』


そう言われると

泥水に引きずり込まれるイメージと テレビの真っ暗な画面が

シンクロしたように感じました

(その恐怖感もヒーリングしてくれました)


と言った驚く様な視点から

僕の現状(うつ病)にまつわる色々な要因を指摘してくるのでした

ヒーリングを受けに来たつもりでいましたが 

まさか”霊視”のようなことまで飛び出してくる事に

驚くやら 戸惑うやらで、、



そして更にヒーリングが進む中

ついにあの「人生初の体験」が訪れるのですが…



今回はこの辺で^^;)  次回に続きます


ありがとうございました






☆個人セッション再開しました。


大阪のキネシオロジー・ヒーリング&セラピー『小さなバルコニー』体の痛み、ストレス、姿勢調整

第36回 僕のスピリチュアルな冒険⑦「救い…ヒーラーMさん」【前編】

購入したタブレットPCが公証より早く電池が切れるので

不具合をショップに相談するか迷っています 

つなぐ  です(^_^;)



さて今回は僕がうつ病地獄で人生をさ迷っていた時に経験した不思議なヒーリング体験談です。


久しぶりに

「僕のスピリチュアルな冒険シリーズ」です。


このシリーズは僕が実際に体験したちょっと不思議な世界を書いていくものなんです。

良い機会なので、これまでのシリーズを載せさせてもらいますね^^;


第7回 僕のスピリチュアルな冒険①〜世界一?!の「催眠療法」を受けた思い出〜【前編】 

第8回 僕のスピリチュアルな冒険②〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【後編】 

第9回 僕のスピリチュアルな冒険③〜世界一?!の『催眠療法』を受けた思い出〜【完結編】 


第18回 僕のスピリチュアルな冒険④本物の霊能者に会いに行く!【前編】 

第19回 僕のスピリチュアルな冒険⑤本物の霊能者に会いに行く!【後編】 

第20回 僕のスピリチュアルな冒険⑥霊能者編 【補足】 




では今回の前置きから…


僕は三十代半ばでうつ病になりました

それも  何年にも渡る相当重症なやつです…

それまでの僕の人生設計  仕事  価値観をも 

 滅茶苦茶にし  根底から崩してしまう程のものでした


(関連記事↓)

第二回 うつ病とスピリチュアル 


その長きに渡る”地獄”とも言えるうつ闘病期間中に

「一筋の光と安らぎ」をもたらした体験談です。。


※因みに…

うつ病になると、脳内ホルモンの分泌に異常をきたし

意欲  やる気  関心等を司る

ドーパミン  ノルアドレナリン

幸せ感覚等を司る

セロトニン

などの分泌がうまく行われず、絶望感に支配されて やる気も一切起こらなくなります。


では始めていきます






当時

投薬治療  入院治療でも中々良くならなかった僕のうつ病…

催眠療法にもチャレンジしますが  それさえ続けられない状態に…

(この体験談は↓)

第7回 僕のスピリチュアルな冒険①〜世界一?!の「催眠療法」を受けた思い出〜【前編】 


地獄の様な毎日に 途方に暮れる中

その時は“ふい”に訪れたんです  

 正に「ふいに」だったんですが…


“ある人のコトを思い出したんです”


それがヒーラーをしている”Mさん”のことだったんですね


Mさんとは 

昔 あるヒーリング法(キネシオロジー)の講習会で知り合いました

※僕の以前の職業は治療家(柔道整復師)だったので 色々な治療の講習会に出ていたのです


しばらくの間は付き合いはあったのですが

ここ数年は疎遠になっていました


そんなMさんのことを「ふいに」思い出したのは

今思えば “神様からの救いの手”が差しのべられたからでしょうか…


そして

気がつけば  わらをもすがる気持ちでMさんに電話していました

(数年ぶりにもかかわらず躊躇なく電話していました)

寒さも本格的になり始めた11月も半ばの事でした…



すんなり繋がった電話口の向こうで話したMさんは

昔よりも暖かい雰囲気で  僕の話を聴いてくれたのです。。


当時の僕の現状を もう できる限り訴えました

ダムが決壊するかのように…

「毎日が絶望感で苦しい」

「生きているのも辛い」…


しばらく話した後  Mさんは

「つなぐさん(僕のこと)   私 今はヒーリングを教える活動がメインで

個人的にクライアント(依頼者)は取ってないんだけど、つなぐさんは特別にヒーリングします


と言ってくれました


僕の追い詰められた状況を察してくださったのでしょう…

できる限る早く日にちを設定してくれたようですが

やはりお忙しいようで  12月の下旬となりました


一ヶ月ほど待つことになりますが  とにかくそれまで耐えようと電話を終えたのです

……


30分もした頃でしょうか…


急にそれまであった”胸のつかえ”が軽くなり     気持ちも明らかに少し軽くなったんです!


こんな楽な感じは本当に久しぶりでした…


驚いて もしや!?

と思い Mさんに電話をしてみました


”何かしました?急に楽になったんですが”

と伝えると Mさんは


「電話を切った後  祈りのヒーリングをしてみたんです」

「これをすると その人にとって一番望んでいる状態が訪れるんです」


とおっしゃいました。


やっぱり何かしてたんや…

そうでないと説明がつかないくらいの変化でした

(話を聴いても説明がつきませんが^^;)


もちろん  それで全て楽になったわけではありませんが

明らかに背負っていた荷物を幾つか下ろしたかの如く 違いがわかったのです!


今思い出しても不思議な体験でした…


(その後  僕も「祈りの力」が 大学などでも 数々の実験により

人に変化を及ぼす事が 世界でも実証されている事を知ります)


とにかく この事で

 次回のヒーリング当日まで待つ気力も出てきたのでした。。



と 今回はこの辺で


次回  中編でいよいよMさんのヒーリングを受け  “人生初の体験”をしていく事になります



ありがとうございました







☆個人セッション再開しました。


キネシオロジー・ヒーリング&セラピー『小さなバルコニー』

第35回 「スピリチュアル」と「心理学」

ブログを書くペースがほんの少し早くなってきております(^_^;)


さて前回“スピリチュアルと仕事”と題して、

僕の仕事の変遷をスピリチュアル的に考察してみました↓



今回も、「スピリチュアルと○○」ということで、、


「心理学」と絡めて書いて行きたいと思います。



では、「スピリチュアルと心理学」始めていきます。






心理学…

と言いましても実は本当に幅が広いのです

^^;)


しかし

なんと言ってもスピリチュアルと相性のいいのは、


「深層心理学」


ではないでしょうか。



いわゆる潜在意識をメインに据える心理学です。

(因みに深層心理学系本の和訳では、”潜在意識”という表記は使われず

”無意識”と表しています)


※この記事内ではわかりやすいように、

心理学用語とスピリチュアル系用語を僕なりに混ぜて使用いたします。

潜在意識=無意識としてご理解下さいね。



深層心理学…


その開祖と言えるのは、やはり心理学の巨人と言われた


精神分析を創始した「G・フロイト」

や、

ユング心理学(分析心理学)の「C・ユング」


でしょう。


心理学を余り知らない人でも、この二人の名前は聞いたことがあるかも知れませんね。



僕は、

自分が「うつ病」になり、その原因と対策を探す事

と、

治療家として、

「キネシオロジーという技法(※)」を使っていた事から、

深層心理学を自分なりに研究していました。


(※)潜在意識からの情報を、筋肉の反応を使って診断・治療していく米国で開発された技法



そして、

スピリチュアルの世界では、ユング心理学が引用されることが多いようです。


ユングは人の意識を大きく3つに分けました。


①常に自分が意識できる→”顕在意識”


自分が普段は意識できないものを”潜在意識”

その内

②個人に限られるものを→個人的無意識

③個人を越え民族や国にまで共通する→集合無意識


①と②については「なんとなく理解できる」という方が多いのでは?

と思いますが、問題は③の集合無意識です。


「集合無意識」というのは、

個人を越えて繋がっている意識とでもいいますか…


ユングは精神疾患の患者と向き合う中で発見したそうで。。

(色々な患者から妄想を聴いている内、似たようなイメージを話す人々が沢山いた)


人々に共通する普遍の意識領域…それは、民族単位、国単位、

更には地球全体までをひっくるめて共通する意識だと言うのです。。

(そのおかげで、地球の裏側の人達とも共感し合うことができる)


例えば、

世界中で読まれたり観られたりする物語小説や映画などにそれを見る事が出来ます。


一方で、

民族や国レベルで存在する意識もあるため、

その違いから民族紛争や国家間の争いなんかも起こるというわけです。


とにかく意識には、”普段自分の意識できる顕在意識の領域”と、

”できていない潜在意識(無意識)の領域”が存在する。


更に後者の領域はとんでもなく深く、

我々は究極的にはどうも繋がっているようです(^^)


スピリチュアルでも、

我々は「神の分け御霊」で最終的には

一つ(ワンネス)なんだとよく言われますね。

(この辺も集合無意識とかなり似ています)


そして、

この世に肉体を持って一つの「魂(たましい)」として生まれて来るのですが、

霊的にはこれも、完全な単体というより”魂の兄弟”とも言える存在の一部として

この三次元世界を体験しているようです。

(例えるなら、一つの手の五本指の内の一本のように…)


更には、

それさえも「大いなる存在の一部分」であって、最終的には一つであると言われています。

(嫌な例えですが、軍隊で云う一兵卒<分隊<小隊<中隊<大隊…みたいな感じ?!)


究極的には一つ…繋がっている…

それを敢えて、

”肉体という乗り物”に別々の存在としてこの世でそれぞれの体験をしていく…


ここに心理学とスピリチュアルの

「関係の鍵」があるような気がするんですね。


どういう事かと云うと、、

心理学は、人間の行動分析や心の保ち方、そして病気の治療(主に精神)に応用されています。

特に催眠を始めとする心理療法のイメージはかなり一般的かも知れませんね。


そして、

その心理療法の場面というのはほとんどの場合、

心理療法を”する側”と”受ける側”、、

1対2人以上の関係性の中で行われます。


例えば、本などで心理療法の手順を完璧になぞって自分一人で進めていくのと、

他者(心理療法家など)に見守られつつ進めて行くのとでは、相当の効果の違いがあることがわかっています。

(「”他者”の承認」を介して”自己を発見していく”プロセスが有るか無いかが鍵なんですね)


そして↓でも書いたように


スピリチュアルでは我々は元々一つの存在、なのに

肉体を持って色んな体験をするために、

わざわざ別れてこの三次元世界に生まれてくるようです。


もし、この世での体験が自分一人で

「全て解決!」「自己完結!」できるようなら…

元々一つだった我々の本質を

”わざわざ別の魂に分かれて、この三次元世界で色々な体験をする”

というのは少し効率が悪い、というかもったいない気がします。


やはり

肉体的には他者となる魂と交流、助け合う事で色々な体験をしたほうが

よりバラエティに飛んだ経験ができそうですよね。


(僕自身も以前の記事でも書いたように、うつ病になり色んな人に助けられました)



心理学(心理療法)の場面においても、スピリチュアルの法則は生きているようです。



と、少々強引にまとめてしまいました(^_^;)



皆さん、、

我々は深い所で繋がっています。

もっと人に頼っても良さそうです(^^)


特に日本人は自己責任論が他国に比べ強いとのデータもあります…

例)孤独になるのは自己責任か?との質問に

Yesと答えた人

英・米では10%、日本はナント40%

厳しすぎる…日本…



自分一人だけで何とかしようと思いすぎす、もっと世の中に頼りましょうよ!



今回はこの辺で。


ありがとうございました。






☆個人セッション再開しました。


キネシオロジー・ヒーリング&セラピー『小さなバルコニー』